証券会社大手・大和証券はインサイダー取引に関わっていた問題で、社内の調査委員会を設置しました。
調査委員会はグループの社外取締役で元検事総長の但木敬一弁護士を委員長とした複数の弁護士で構成し、公表していない情報がどのように外部に漏れたか調査し、今月中をメドに結果を公表する予定です。
大和証券をめぐっては、2010年に行われた日本板硝子の公募増資の際に、当時の大和キャピタル・マーケッツのドイツ人元社員が投資助言会社に情報を事前に漏らし、この投資助言会社が1600万円の利益を得たことが分かっています。
企業の公募増資をめぐっては、最大手の野村証券が3件のインサイダー取引に関与していたことが発覚したのをはじめ、大和、SMBC日興も関わっていたことが証券取引等監視委員会の調査で明らかになっています。(05日23:52)
タグ
#インサイダー