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ヒッグス粒子  24年7月5日(木)23時09分

「宇宙にミックス・ジュースが見つかったんだって。」「ミックス・ジュース。それは、ヒックス・ジュースじゃー無くって、ヒッグス粒子じゃーねえんか。」

「ミックス・ジュースが宇宙にあったら、大変だ。」

 

 そのヒッグス粒子は、ラジオで言っているのは、ビッグバンの直後に、他の素粒子にまとわりつき、そのため素粒子の動きがだんだん遅くなり、ここに重力が出来、互いにくっつきあって原子核が出来、原子が出来たということらしい。そして最初に出来た原子が水素だそうだ。

 

 ここで、様々な謎が出てくる。例えば、光である。全ての粒子は、最初は光速で動いていたのに、光は何故、ヒッグス粒子の影響を受けなかったのかとか、もし、ヒッグス粒子が有ったとしたら、この目の前の空気中にも、たくさんのヒッグス粒子があるのかとか、あるいはヒッグス粒子は今では、消えてしまったのかとか。まあ、まだ解らない事ばかり。

 

 さらには、未だ90%以上の、見つからない物質(ダークマター)がこの宇宙には有るらしいとか。そうなると、そんなにたくさんの質量(質量と言っていいか適当ではないかも)があるのに、何故、見つからないのとか。

 

 こんな事を考えてくると、時間というのは、逆転しないというが、もし、この宇宙が、収縮する過程では果たしてどうなのかと考える。場合によれば、時間は、逆転して過去に向かうかもしれない。たいていの人は、それは有りえないと言うが。

 

 更には、この宇宙は、体積(3次元)と時間の4次元で成り立っているというが、その見つからない何かがあるというのは、4次元で観察している結果、見つからないので、更に、宇宙が5次元とか6次元もあるとしたら。だから、4次元の観察では、見つからないのかもしれない。

 

 もう、これ以上は考えることは、限界である。しかし、こんな事も考える。場合によれば、人の思考は、何かの原理で動かされているのであり、その原理は神かもしれない。そうすると、その神というのは、考えているように、善なるものでは無く、人の殺人も指揮するし、嘘も言うように操りもし、でたらめと破壊の守護神かもしれない。人の考える神は、その宇宙の神、全てでは無く、神のほんの一部分を、神といっているに過ぎないかもしれない。

 

 

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