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勝つための投資に必要なこと

MDRの芝一樹です。今日は投資で資産を構築するために本当に必要なことのおさらいをしてみたいと思います。
投資で資産を構築するためには長期にわたって利益をあげ続けていく必要がありますが、結論から言ってしまうとこのために必要なのはたった一つのことだけです。それは「期待値が正で再現性のある、自分に合った売買規則を資金管理しながら運用していくこと」です。
ただし、この一つの命題をよく見ていくと、次の4つの要素に分けられることがわかります。

期待値が正の売買規則を持っていること
再現性のある売買規則を持っていること
自分に合った売買規則を持っていること
資金管理しながら運用すること

初めの三つは売買規則に関することです。それぞれ簡単にみていくと、期待値が正というのは、一回売買するごとに平均して0より大きい利益が得られる、という状態を表します。投資は勝ったり負けたりが必ずありますが、個別売買で勝った、負けたという議論よりも、全ての売買を均したときに利益が得られているかどうかが重要なのです。もし期待値がマイナスだった場合は、取引すればするほど資産が減ってしまうことになりますので、そのような売買規則を使ってはいけません。
二つ目の再現性があること、というのは長期的に投資を続けていくためにとても重要なことです。勘で売買しても利益を出すことはできますが、それをいつでも再現できるかというと疑問が残ります。投資で資産を構築するためには長期間にわたって何百、何千という回数の売買を繰り返しながら利益を積み重ねていく必要があります。そのうち一回でも巨大な損失が出てしまうと、最悪それまでのすべての利益を消し飛ばしてしまうことにもなりかねません。あなたは勘で売買をしていて、数千回も間違わずに取引することができるでしょうか。大多数の方にとってそれは現実的ではないため、再現性のある売買規則を持つということは多くの方にとってとても重要なことなのです。
三つ目の自分に合っていること、というのは多くの方が見落とすのですが、売買規則を設定するうえで最も重要なことです。というのも、自分に合っていなければその規則を運用することができないからです。運用できなければその規則の期待値が正だったとしても利益は必ずゼロです。また、長期的に継続して運用する必要がある、という観点から言っても、自分に合っていない売買規則というのは絵に描いた餅でしかないのです。
ここまではすべて売買規則に関するものでした。最後は資金管理についてです。資金管理の重要性はここ数年日本国内でも頻繁に語られるようになってきたため、市民権を得てきた印象があります。しかし、資金管理をしなかった場合に何が起きるかについて本当に理解している人はまだ多くはありません。例えば、期待値が正のシステムであったとしても、資金管理を怠ればほぼ確実に破産をしてしまいます。
いかがでしょうか。ここまでで「利益率」や「勝率」についての話が一切出てきていないことには気づかれましたか。期待値が正であれば個別売買の勝率や利益率などは売買成績にとって全く意味のないものなのです(ただし、自分に合っているかという評価をするにあたって考慮に入れる価値はあります)。次回以降は四つの要素それぞれについてより詳しく見ていきたいと思います。
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