セブン-イレブン・ジャパンは、トヨタ車体が同日発表した新型の1人乗り小型電気自動車(EV)「コムス」を宅配用に使用するそうです。
9月までに200台を試験的に先行導入し、来年1月から1、2年かけて3000台まで導入台数を拡大するそうです。
セブンイレブンは高齢者などに照準を合わせて弁当や惣菜を中心に宅配を今後、強化していく予定を明らかにしており、8月からは店内のほぼすべての商品を届ける「らくらくお届け便」を始める予定であり、「コムス」はこの事業の足として活用するとのことです。
会見したセブンイレブンの井阪社長は「超小型で店舗の駐車場でも邪魔にならず、環境にやさしい。効率的に宅配サービスができる」と期待しているそうです。
「コムス」は家庭用100ボルト電源で充電を終了するまで約6時間かかり、フル充電状態で、約50キロ走行できるそうです。
最高時速は60キロで、運転には普通免許が必要とのことです。
価格は66万8千円からだそうですが、国の補助金制度を利用すれば、1台当たり最大7万円の補助金を受けられるそうです。
これで小型EVの需要にも火がつくでしょうかね。