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株まつり 予定7月2日から4日 但し悪材料で突然中止します
次はＥＣＢの番、市場は期待－ようやく行動した首脳に続くか
６月29日（ブルームバーグ）：ユーロ圏の首脳らは売り込まれているスペインとイタリアの国債市場を当面支える道筋を付け、市場は一息入れることができた。しかし祝賀ムードを続けたい市場は次に欧州中央銀行（ＥＣＢ）に目を向け、金融政策面での行動を求めている。
首脳らは救済プログラムの弱点を是正し、銀行同盟に向け歩み出すとともに、国家と銀行業界の負の連鎖断絶を図った。スペイン債とユーロは今年に入って最大の上昇を演じた。
この上昇が続くかどうかは、ＥＣＢが来週の政策委員会で中央銀行としての危機対応策を打ち出し、ようやく行動を始めた政治に報いるかどうかにかかっている。
ドイツ銀行の欧州担当共同チーフエコノミスト、ジル・モーク氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「今ボールは明らかにＥＣＢ側のコートにある」として、首脳会議後の声明は「ＥＣＢが追加の非標準的措置を決めやすい環境を作り出した」と分析した。
首脳らが13時間以上に及ぶ協議の末、単一の銀行監督機関を整備した後に救済基金から直接銀行に資本を注入する道筋を整えたことを好感し、29日は株式相場もイタリア債も上昇した。従来の支援は政府を経由する必要があったため、国家の財政への重しとなっていた。当局者らによれば、新しい銀行監督機関ではＥＣＢが何らかの役割を担う。
救済に基づく支援融資を優先債権扱いとする条件も、協議では取り下げることで合意された。この条件も、劣後化を心配する投資家に救済対象国の国債を敬遠させる理由になっていた。
0.25ポイントの利下げ観測
次はＥＣＢの行動に注目が集まる。ＥＣＢは2010年の救済プログラム創設後には債券購入の開始で、昨年の財政規律強化の約束の後には３年物資金の無制限供給で、政府の措置を補強してきた。
ドラギ総裁は29日に記者団に対し、「欧州理事会の結果に極めて満足している」とし、「ユーロ圏の全ての国から、ユーロに対する長期的なコミットメントが示された」と述べた。
７月５日のＥＣＢ政策委員会を控えて市場では、少なくとも0.25ポイントの利下げで政策金利を過去最低の0.75％にすることや、銀行に流動性の活用を促すために現行0.25％の中銀預金金利を引き下げることへの観測が強まっている。ドラギ総裁は政策委員会についての質問は受けないとして拒否した。
スペイン６％、イタリア７％弱、その他ユーロも１％～５％以上のまつりです。ＮＹダウ△２１９の１２８１６為替もユーロ高の円安７９．８４です。7月5日予定なので4日まで祭りか
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