原油先物が1年半ぶり安値、FRB政策決定への失望感などで

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原油先物が1年半ぶり安値、FRB政策決定への失望感などで

原油先物が1年半ぶり安値、FRB政策決定への失望感などで

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE85J07520120620

 

ドルが対ユーロで小幅安、米FOMC受け=NY市場

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE85J07820120620

 

 

米FRBがツイストオペを年内延長、追加措置の用意も表明

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE85J01H20120620

米株はFOMC受けて小幅安、ジェイビル・サーキットが急騰

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE85J06S20120620

 






FRB議長会見(1)ツイスト・オペの効果を強調、QE3の「コスト」警戒

2012/06/21 07:41  日経速報ニュース    1315文字  




【NQNニューヨーク=滝口朋史】米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は20日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の定例記者会見に臨み、年内の延長を決めた長期金利を押し下げるための金融緩和措置(ツイスト・オペ)が米景気の「実質的で追加的な支援になる」と強調した。欧州の債務危機や米景気の減速懸念の強まりにも関わらず小粒な対応にとどまったとする金融市場などの見方を否定。状況によって追加策を導入する必要性にも言及した。
 「FRBは景気回復のペースについて楽観的すぎた」。議長は雇用者数の増加ペースや個人消費の鈍化を受け、従来の景気見通しが強気に傾きすぎていたと認めた。FOMCがまとめた委員による12年以降の米実質国内総生産(GDP)の見通しは軒並み下方修正。失業率低下にもこれまでより時間がかかる見通しになった。
 景気見通しの下振れへの対応策として、FRBが打ち出したのは6月末に期限を控えたツイスト・オペの年内延長。現状の月445億ドルペースを維持し、金利の低下を促す政策を続ける。FRBの保有資産を増やさない手段として市場でも継続を見込む声が多かった。
 一部で米国債などを追加購入する量的金融緩和の第3弾(QE3)を期待する声もあり、会見では追加策への質問が相次いだ。これに対し議長は「ツイスト・オペは投資家を(別の)証券に誘導する」と主張。FRBに米国債を売った投資家が社債などを購入することで緩和効果が広がると例を挙げて説明した。
 継続を決めた緩和策の効果を強調した議長はQE3導入をどうみているのか。「これまでできる限り保有資産を拡大させてきた」。会見では一段の資産規模の拡大は金融政策を緩和状態から正常化する過程を難しくし、FRBの機動性を失わせる可能性があるなど「コスト」に言及。QE3以外の政策を模索している姿勢をみせた。
 QE3のコストに加え、議長を悩ませているのが米景気の先行きだ。「季節調整やその他の要因があり、全体として何を示唆しているのか明確になっていない」。議長は米景気の減速を示す経済指標が相次いでいることについて、慎重に見極める必要性を説いた。
 米景気の下振れリスクはなお多い。議長は「欧州情勢は米国の経済成長を減速させている」と断言。米製品への需要減少や金融市場の動揺が、米経済に悪影響を与えていると名指しした。米大統領選を今秋に控え、大型減税失効と歳出の強制カットに同時に削減と増税が同時に起こる「財政の崖」も米景気の先行きへの警戒感を誘っている。
 議長がツイスト・オペの効果を強調したのは、容易にQE3に踏み込めない手詰まり感の裏返しとも言える。声明で景気刺激のために「さらなる行動をとる」と表明したFRBだが、機動的に導入できる追加策が乏しくなっている可能性は否定できない。
 米景気への逆風が吹きやまぬ中、次の一手をどうするか。日銀を引き合いに「ゼロ金利でも手段がなくなるわけではない」と断言したバーナンキ議長。財政による景気の下支えが見込みにくいなかでは、FRBに対策を求める声はやみそうにない。FRBがさらなる非伝統的政策を必要とする局面は、着実に近づいている。=(2)に発言要旨

 






FRB議長会見(2)「ツイスト・オペは実質的支援に」 発言要旨一覧

2012/06/21 07:41  日経速報ニュース    1389文字  




 20日の定例記者会見でのバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の発言要旨は以下の通り。

▼米景気について
「(エコノミストなど)多くの予想者と同様に、FRBは景気回復のペースについて楽観的すぎた」
「足元の経済指標は幾分失望を招いているが、季節調整やその他の要因があり、全体として何を示唆しているかは明確になっていない」
「失業率は依然高水準だが、これまで低下してきた。低下のペースはあまりにも遅いが、低下したのは事実だ」
「欧州の情勢は米国の経済成長を減速させている。一部の国が景気後退に陥り、欧州との貿易や米国製品への需要に影響している。さらに欧州の金融市場への懸念が(相場に)変動率を加え、株価を押し下げ、企業の借り入れコストを高めるなど総じて経済成長に悪影響となっている」
▼金融緩和の効果について
「過去2回の資産購入策は資産価格と金融情勢に重要な影響を与えた」
「FRBは長期金利をさらに低下させることができると考えている。市場から証券を購入しFRBの資産とするツイスト・オペや(QEなどの)資産購入策は投資家を(別の)証券に誘導する」
「(失業率の低下は)FRBの(QEなどの)政策の幅広い効果が及んだ側面がある。FRBの政策は雇用や製品への需要を促進し、間接的に一般にも幅広く影響する」
「非伝統的な金融政策手段の本質として規模の面で目立たない傾向はあるが、(米国債などの)一連の購入後でも緩和的な影響力は持ち続けている」
「保有資産の平均残存期間の長期化策(ツイスト・オペ)は実質的で追加的な(景気の)支援につながるとみている」
「中央銀行はひとたび政策金利がゼロとなっても(緩和の)手段がなくなるわけではない。日本銀行が実施してきたように、FRBはこれまで導入した追加的な手段や先行きの政策見通しや市場との対話を通じてそれを証明してきた」
▼追加的な緩和策について
「我々には依然として一段の(緩和を)検討する余地があり、追加策を準備している」
「これまでできる限り保有資産を拡大させたため、さらなる証券購入には踏み切らず経済を刺激するために異なる手段をとる必要があった」
「大規模な資産購入は(FRBの)資産規模を拡大させ、終了するにはより多くの手順が必要になる」
「景気回復を促すため追加的な政策が必要かどうかを検討するなかには、すべての資産購入手段が含まれている」
「米景気が直面する向かい風によって、経済が我々が望むほど力強くならない状況が続けば、将来追加的な緩和策に踏み切る必要がある」
「経済情勢や景気がどこに向かっているか、欧州で何が起こっているのかについてもっと情報が必要だ」
「非伝統的な政策は市場の機能や金融の安定、政策の終了に対して様々なコストやリスクを伴う。それらが必要だという確信が必要だが、必要だと確信できれば追加的な手段をとる」
▼米財政政策について
「現時点ではまだ早いが、年末に向かうにつれて『財政の崖』とそれに伴う不確実性が経済に何らかの影響を与えることが予想される」
「財政政策には3つの要素があると指摘してきた。1つは景気回復に深刻な打撃を与える財政の崖を避け景気回復を脅かさないこと。次に長期的に財政の持続性を維持する努力を続けること、3番目はより良好な税制や効果的な政府支出計画などで財政政策の効果を発揮することだ」
=終わり

 

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