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日本銀行 再入札

[東京 29日 ロイター] 財務省は29日、2年物の利付国債入札で再入札を実施した。日銀ネットと呼ばれる処理システムの運用で、日銀が数値入力を誤ったことで入札できない金融機関が相次いだ。再入札では銀行などの投資家から予想以上の購入があったことに加え、価格変動の小さい年限の国債だったため、相場全体への影響は限られた。


しかし、再入札の締め切り時間が、ヘッジ目的で使用される先物取引の時間外だったことに不満の声もあり、今後の国債消化を促すうえで課題を残した格好だ。


<応札限度額、更新されず>


2008年12月に流動性供給入札を延期した例はあるが、新規財源を賄うための国債入札でのやり直しは今回が初めて。


再入札の対象になったのは2年物の新発国債(317回、表面利率は年0.1%)。通常、午前10時半に財務省が入札を通告し、金融機関からの応札を正午に締め切る。


その後、午後零時45分に入札結果が発表されるが、この日は事務トラブルに見舞われ、いったん締め切った入札を仕切り直し、午後2時半までに金融機関から応募を受け付け、再度、午後3時15分に結果を発表する異例の措置に踏み切った。


複数の関係者によると、入札業務で使用される日銀ネットを通じた事務処理の際、日銀の事務方が誤った入力をしたことが原因。国債入札では、落札実績に応じて四半期ごとの応札限度額を増減させる制度があり、今回も金融機関側には新たな限度額が通知されていた。


しかし、日銀がその情報を更新せず、以前までの限度額を入力したため、「複数の金融機関が札を入れても『エラー』が表示された」(関係筋)という。

応札限度額を誤って入力した理由について、同日夜、記者会見した日銀業務局の杉浦俊彦総務課長は「他の年限の国債入札の入力画面を呼び出したことが原因。二重三重のチェックも機能しなかった」と説明。「速やかに再発防止策を検討し、財務省に報告する」と話した。


<入札自体は順調も、急浮上する課題>


午後に仕切り直しされた2度目の入札そのものは順調だった。落札価格は100円ちょうどとなり、その差が小さいほど「好調」とされる最低価格と平均の差はゼロだった。応札倍率は9.79倍と量的緩和時の2005年6月以来の高水準を記録した。


市場筋の推計によると、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(3053億円)やドイツ証券(2495億円)、みずほ証券(1863億円)などが落札。「再入札の悪影響はみられず、堅調に終わった」(みずほインベスターズ証券の井上明彦チーフストラテジスト)との声が広がった。


今回は、実際の発行が翌月だったことや、償還期間が短いため価格変動のリスクも大きくなかったことから、相場全体への悪影響は免れた。しかし、市場では、財務省が再入札の結果発表時刻に午後3時15分を指定したことに不満の声も出ている。


国債入札に応じる金融機関は、東京証券取引所の長期国債先物を使って価格変動リスクを先回りして抑制することが多い。このため、「2年物だから良かったが、5年物や10年物なら受け入れられない時間帯」(国内証券)との批判もある。


(ロイターニュース 山口貴也、志田義寧、伊藤純夫 編集:伊賀大記)

 

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