本日の金環日食。
個人的な書き連ね。
曇り空の雲のもやの間に、金環日食を拝むことが出来きた。
天に据えられた光の指輪。
もやの間に隠れては現れる姿が、より神秘的に思えて。
多くの人が街角で、駅前で立ち止まって空を仰ぐ姿に、
金環日食という事象以上に非日常的な光景に映った。
感心を持たず、達観したかのように通り過ぎるもよし、
稀にしか起きない現象に、趣を感じて見上げるもまたよし。
誰かが言った。
星空が百年に一度しか姿を現さなかったならば、
人々はそれを心に留め、伝説のように語り継ぐであろうと。
そう、青空も、夕日も、星空も。
もし一生に一度しか出会えないとしたら。