在京民放キー局５社の平成24年３月期連結決算が出そろい、売上高は５社がそろって増収となったそうです。
東日本大震災の影響で、主力の広告収入が低迷したものの、夏以降はスポット広告を中心に持ち直したようです。
平成23年度の全日、プライム、ゴールデンの各時間帯の視聴率がそろって首位という「３冠」の日本テレビ放送網は、売上高が前期比2.5％増の3054億円だそうです。
テレビ朝日は1.9％増の2398億円だったそうです。
フジ・メディアＨＤは0.7％増の5936億円だったそうです。
最終利益は、テレビ東京ＨＤを除く４社が前年を上回ったそうです。
フジは、フジテレビ系列局９社を持ち分法適用会社にした際、株式取得額が純資産額を下回ったことによる会計処理で利益が生じ、最終利益は約6.1倍の612億円となったそうです。
ＴＢＳＨＤも、横浜ベイスターズの株式譲渡で特別利益を計上し、前期の１億円から116億円に100倍以上の大幅増益を確保したそうです。
平成25年３月期連結決算は、５社が増収、フジとＴＢＳ以外の３社が増益を見込んでいるそうです。
震災直後のＡＣのＣＭが今となっては懐かしささえ感じられます。
広告収入はよく持ち直しましたね。
