乳酸菌を使った商品で知られる 「カルピス」 を買収することを正式に発表し、ビール以外の
飲料事業を強化することになりました。
発表によりますと、「アサヒグループホールディングス」 は、「カルピス」 の親会社の 「味の素」
から、カルピスの株式のすべてをことし10月におよそ1200億円で取得し、完全子会社にする
ことで合意しました。
カルピスは、国内で初めて乳酸菌を使った飲み物の販売を始めた高いブランド力を持つ飲料メーカー
で、今回の買収によってアサヒの飲料事業の売り上げはおよそ4500億円となり、国内3位に
浮上します。
アサヒは、ビールでは国内トップを誇っているものの、清涼飲料などの飲料事業の強化が課題と
なっており、今後、カルピスの持つ独自の乳酸菌技術を生かして、海外での商品の販売拡大にも
つなげたいとしています。
アサヒグループホールディングスの泉谷直木社長は記者会見で 「市場全体の先行きが厳しくなる
なかで生き残るためには強いブランドが必要だ。 カルピスの乳酸菌飲料の分野はアサヒが弱い分野
でもあり、相互補完も期待できる」 と述べました。
国内の飲料メーカーを巡っては、少子高齢化などで国内市場が伸び悩むなか、商品の開発や販売競争
が激しさを増しており、再編によって競争力を高めようという動きがさらに広がることも予想
されます。
だれか 、私の カルピス(笑) 買って くれないかなぁ ( ^ ^ ゞ 濃さは カルピス ウォ~タ~ で~す