環境省は、野生復帰を目指し、新潟県佐渡市で放鳥された天然記念物・トキのペアでひなが誕生したと発表しました。自然界でのひな誕生は３６年ぶりです。
環境省によりますと、ひなが誕生したのは、去年の春に放鳥されたトキのペアが産んだ卵です。環境省が２２日早朝、撮影した映像にひなの姿が映っていたということです。
国内の野生のトキは乱獲が原因で一時姿を消したため、自然界でのひな誕生は３６年ぶりとなります。
トキの放鳥は４年前から始まり、これまでに７８羽が自然界に放されていました。誕生したひなは、順調にいけば４０日後に巣立つということです。（23日00:45）
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