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プランの種類と運用者のレベル1

MDRの芝一樹です。前回は実際に運用に耐えうるプランタイプについて運用成績の面から絞り込み、分類を行いました。今回と次回に分けて、各タイプごとの取引の中身を分析し、どんな人に向いているのかを考えていきたいと思います(話をわかりやすくするため、ロング方向の取引に絞って解説します)。
まず、前回のコラムでは以下の四つのタイプにプランを分類しました。このうち、今回は順張り型のプランについて解説します。

順張りで、勝率と利益率が高いが、負けトレードの損失率が大きく、取引回数が少ない
順張りで、勝率と利益率は低いが、負けトレードの損失率が小さく、取引回数が多い
逆張りで、勝率と利益率が高いが、負けトレードの損失率が大きく、取引回数が少ない
逆張りで、勝率と利益率は低いが、負けトレードの損失率が小さく、取引回数が多い

まず1のタイプのプランですが、これは上昇トレンドの初動をつかんで買うタイプのプランです。トレンドの初期に買って、その後十分に利益が出たタイミングで手仕舞いをするという考え方を基本に設計されています。中には短期間のうちに手仕舞うタイプのものもあり、この場合でも仕掛けの時点で十分な下落の後に買う形になるため短い期間で大きな反発をするケースが多く、比較的大きな利益を得ることができます。このプランはシグナルの出る間隔が広く、また順張りとは言っても大きな下落の後の上昇で買うため、初心者にとってはやや運用のハードルは高くなります。このため中級者向けの投資手法と言えますが、初心者を抜け出す頃には「トレンドも小さな上下動を繰り返しながら動く」ということが感覚的に理解できるようになっており、ある程度の経験を積んでいると逆に大底圏からの小幅反発で買いのシグナルが出ても、その後再び下落する方向にトレンドが継続することを恐れて買いづらい、ということが考えられます。このため、中級者の中でも初心者に近い方向けの投資手法と言えるでしょう。初心者がステップアップするならこのプランです。
2のタイプのプランは、相場の小さな波を対象にしてブレイクアウトで売買を仕掛けるものが多くなります。負けトレードの損失が小さい、というよりも売買プランの中に負けトレードの損失を小さくするような手仕舞い戦略が組み込まれている必要があります。このため勝率はあまり高くできないのですが、取引回数が多く、十分上昇した後のブレイクアウトで仕掛けることになり、利益も大きくなるまで待つ必要がないことから初心者に向いている取引手法です。ただし、総合的なパフォーマンスはどうしても落ちてしまいます。
順張りは比較的初心者向けのプランだと言うことができるでしょう。次回は逆張り型のプランについて検討してみたいと思います。
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