日立がＮＹ証券取引所と福岡、札幌証券取引所での上場廃止

[TAROSSAさん]

日立製作所は、米国ニューヨーク証券取引所での上場を取りやめるそうです。

日立が米市場に上場したのは1982年だそうですが、現地での資金調達など当初、見込んでいたメリットが薄れたようです。

上場維持コストは数億円程度のようですが、事務作業が膨大なこともあり上場廃止を決めたようです。

 

４月中旬に上場廃止を申請し、上場廃止後も連結財務諸表は引き続き米国会計基準に基づいて作成するそうです。

店頭市場で米国預託証券（ＡＤＲ）の取引も継続できるそうです。

 

同時に国内では福岡証券取引所と札幌証券取引所の上場も取りやめ、近々、上場廃止を申請し４月中にも廃止となる見込みのようです。

 

日立は現在、コスト構造の抜本的な見直しに取り組んでおり、今回の上場廃止もその一環とのことです。

 

米国上場はけっこうコストがかかるようですね。

また、地方の証券取引所での上場取りやめも増えているようですね。

地方の証取自体も苦しくなるでしょうね。