時代が変わっても変われない人

[坂本彰さん]

私は読者様から投資の悩みや相談のメールをいただく
ことがあります。

質問の内容はだいたい同じで、売買タイミングに関する
相談か含み損に関する問題です。

含み損や塩漬け株に関するものは具体的に銘柄名を教えて
くれるケースも多いのですが、読んでみると一昔前、二昔前の
成長株ばかりなのです。

いつ保有したのか私には不明ですが、含み損や塩漬け株を抱えて
しまった理由には、保有後のフォローがないと感じます。

保有した後は業績のチェックをせず、企業の成長力が落ちた
後も保有を続けてしまう。

運用方針を持たずに、保有を続けてしまったような印象を
感じます。

それでも挽回できればいいのですが、そういった企業は稀
です。

半年や１年というスパンで株価が上下するのは市況やマーケット
など業績以外の要因も多いですが、長期保有で株価が減り続けて
いる株は決断をするべきだと思います。

時代は流れているのですが、投資家自身の頭が切り替わって
いない人は注意が必要だと思います。

５年、10年と長期塩漬け株を作ってしまった人は、決断すべき
ではないでしょうか？

今回は厳しい内容の記事だなと思われた人もいると思いますが
そう感じた人ほど、行動してみましょう。

何時までも損を引きずるのは今日で終わりにして、新しい
チャンスに目を向けるべきです。

http://saig.livedoor.biz/archives/2419025.html