-- 南雲吉則
(『「空腹」が人を健康にする』,サンマーク出版 2012/01)
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同書本文は続けて,例えば次のように具体的に解説する。
> 飽食によって増えた体重はあなたの骨格に重くのしかかり,腰や膝の痛みを生じます。その痛みは身動きすることもできないほどの苦しみです。
タバコの吸い過ぎによって肺気腫になれば息を吸うことも吐くこともできなくなります。息のできない苦しさは狭い箱に閉じ込められたような苦しさです。(p.182)
> 心筋梗塞や脳卒中でころっと逝ってしまえば,ある意味で幸福です。しかし現代の医療はそれでもあなたの命を救おうとします。その結果,半身の不随が残ったり,言葉を失ったり,寝たきりになります。自分の体を思うように動かせない,気持ちを人に伝えることができなくなるのです。(p.183)