DRAGON'さんのブログ
日本経済が世界2位の座を取り戻すのは容易=中国人有識者
まぁ色々と読んで思うところが有りますが…
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0316&f=business_0316_185.shtml
”中国商務部研究院・日本問題専門家の唐淳風氏はこのほど、日本が世界第2位の経済大国の座を取り戻すのは容易だと論じた。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同氏の発言より。
米大手格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)はこのほど、日本の中長期的な経済成長の見通しが悪い場合、その格付けを引き下げると警告した。一方、日本国内では今年、中国を抜いて世界第2位の経済大国の地位を取り戻すといった声もある。日本経済にはなぜこうした2つの異なる声があるのか?
確かに日本経済の動向に関して、国際社会でもさまざまな声が聞かれる。米誌「Atlantic Monthly」は、日本は震災の後、原発建設計画が棚上げされ、大量のエネルギー輸入によって海外に借金せざるを得ない情況に近づいていると指摘している。日銀が大胆な決定ができなければ、世界的な債務危機が次は日本を襲うだろう。
少子高齢化、経済成長の鈍化、巨額の債務が重なり、イタリア経済は持続不可能なレベルとなった。こうした要素は日本にも当てはまるが、なぜ日本の債務問題について誰も議論しないのか?
2001年3月、宮沢喜一元首相が自ら日本経済は崩壊に直面していると宣言、「日本経済崩壊論」が世界を風靡して大幅な円安となり、日本の輸出が急増した。1997年アジア金融危機後に見られた、東南アジア各国の輸出拡大の勢いを抑えた。
日本はプラザ合意で円高が進み、輸出にブレーキがかかった。いわゆる「失われた20年」は国際的な圧力に対して放った煙幕弾だった。事実、円高による為替相場の高止まりによって日本の産業と金融投機が海外に移転、以前は原材料を日本に輸入して製品を生産した後、再輸出する経済成長のパターンだったが、原材料の産地または製品の消費国で生産・販売するようになった。海外資産は2000億ドルから今では5兆6000億ドルに増加。一方、国内経済も依然として成長を続けている。
日本国債の問題に関してはまったく外部の誤解といえる。日本の国債データは累計数、いずれも増益型国債で、発行される国債が毎年生み出す利益は元利払のほかに利益剰余金がある。日本国債は毎年の運用状況を調べることができる。債務で債務を補い、国には負担がかからないばかりか、利益まで出している。
西側諸国が発行する公共消費型国債、つまり納税者の税収で返済するのとは違う。しかも日本は国債違約のリスクがないだけでなく、問題があったとしても、負債を回収すれば赤字の穴を埋められる。日本国債の違約を警告するのは、よく理解していないか、ほかによこしまな考えがあるかだろう。
世界第2位の地位を取り戻す問題については、日本にとっていとも簡単なことだろう。わたしはさまざまな場で繰り返し話しているが、日本経済は国内のGDPだけではなく、その世界における産業と効果も考えなければならない。国がGDPを争う必要があれば、日本企業の海外の売上データを本社名義にすればいいだけのことだ。”
…勝って兜の緒を締めよって言う部分も有るでしょうが、それでも中国人の方が、まともに相手の国の観察と分析を行っているのが何とも。
日本のマスコミなんて視聴率や購読率を上げるために危機感を煽っているのか。それとも本当に経済のことを分かっていないのか…判断に苦しむ部分が有りますからね。
…それにしても、もう少し日本のかじ取りをうまく行える人間は居ないんですかね?
せっかくのポテンシャルを活かせてない。むしろ日本のポテンシャルを殺しに向かっているのが何とも。
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関連銘柄:
野村上証50(1309) 日興パ中国A(1322) -
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ホントに「日本ダメ論」を吹聴する人が日本人に多いですよね~…。
国債破綻もメディアは正確に報道しないですし。
政府債務が多いとは言え、それはデフレで使われない大量の貯蓄、企業の内部留保が国債を通じて日本国内をグルグル回ってるだけで、日本国家は黒字のままなんだし、
貿易赤字がどうとかの話も、貿易赤字が続けば円安圧力がかかって、また輸出企業に輸出ドライブがかかるから、極端な赤字が恒常化するわけがないし、
高齢化人口減少も、将来団塊の世代の方達が寿命でお亡くなりになれば、人口が減るのは当たり前で、更に団塊世代がお亡くなりになれば、今より社会保障費負担は相当軽くなると思われ…
なんでこう、何でも悪い方へ悪い方へと持っていきたがるんですかね?
日本にはドMが多いんでしょうか?
マーリンエンジンさんへ
こんばんは。コメントありがとうございます。
日本人は昔からドMの集団ですよ。
何かあっても基本は隠忍自重。(但し限度を超えるとぶち切れる)
示されたルールは守る。
難しい課題を渡されると投げ出さずにクリアするまで考える。
…これ良い方向へ進めば、素晴らしい成果が上げられるんですがね。
…まぁそれは兎も角
>>なんでこう、何でも悪い方へ悪い方へと持っていきたがるんですかね?
視聴率&購読率稼ぎ+既存勢力へ阿ってお零れを貰うって面も有るのでは。
(実際、以前の報道からすれば官房機密費は相当マスコミに回っている様ですしね)
結局のところ、日本の場合マスコミが第二次世界大戦への流れを作ってしまった部分も有りますし、日本の場合は本当に政治家とマスコミのレベルが低いなぁとは常々思う次第です。
では、失礼します。