地滑り GPSで土砂動き確認
雪どけの水が原因とみられる地滑りが続いている上越市では、16日から始まったGPSによる測定
でも、土砂がゆっくりと動いていることが確認されました。
現場周辺では、17日からまとまった雨が降る見通しで、新潟県は雪どけが、さらに進むおそれが
あるとして土砂の中の水を抜く作業など対策を急いでいます。
今月7日に、上越市板倉区国川の山の斜面で確認された地滑りは、土砂が幅150メートル、長さ
750メートルまで広がって集落に押し寄せ、住宅や作業所など11棟が壊れる被害が出ています。
新潟県は、土砂の動きを正確に把握しようとGPSの測定器を16日から、地滑りが起きている
先端近くや中腹部分などあわせて4か所に設置して測定をはじめました。
その結果、土砂は、中腹部分で1時間に23センチと、いまも、ゆっくりと動いていることが確認
されたということです。
こうしたことから、 ▼21世帯80人に出されている避難勧告と ▼土砂が進む方向のおよそ200
メートル先に住む5世帯20人に出されている避難準備情報はいずれも、解除の見通しがたって
いません。
地滑りは、雪どけの水が原因と見られていますが、気象台によりますと、現場周辺は、低気圧の
影響で、17日昼前からあさってにかけて、1時間に10ミリ程度のやや強い雨が降る見通しです。
県は、雪どけがさらに進むおそれがあるとして、土砂の中の水を抜く穴をあわせて14か所に
設けたり、雪どけの水が土砂に流れ込まないよう排水溝を建設したりして対策を急ぐとともに、
引き続き、24時間態勢で警戒を続けています。
03月16日 19時40分
GPS も 、そういう 使い方がぁ あるんですねぇ ~~ (^o^)ノシ
と いうかぁ~ このシステムのことを “ 地滑り・ポジショニング・システム ” って? 言うかなぁ