一例を挙げる。
2010年の日経平均のピークは、
4/5
11,339.3円。
一方、同年の信用買い残のピークが、
6/25
2.0288兆円。
両者のタイムラグが、なんと 2.7ヵ月。(@_@;) しかも買い残のチャートは、四月頭の 1.4兆円ほどから上向きの急カーブを描いて五月中に1.9兆円を突破している。正にその時期、日経平均は一万円の大台を割り込んだ。
全く同じパタンが、2011年2~3月期にも発生している。こちらはそれぞれ 2/21, 3/11とラグはやや短いが、それでも三週間近くある。3/11を頂点とする買い残の急増・急落ぶりはなかなか鮮やかで、チャートの鋭角的なターンが美しい。
(^o^;
そして日経平均は、
2/21の直近高値
10,857.53円
から、
3/15、
8,605.15円
の底値をつける。
信用買い残のピーク・アウトが 3/11,日経平均が底を打つのがその直後 3/15。関係者には周知の事象とはいえ、相場というのはなんて分かりやすい世界なんだ。ちょっと感動。(^^)v