インターネット証券大手5社の2011年4-12月期決算が出そろい、最終利益が軒並み大幅減となったようです。
欧州財政危機や円高ユーロ安の影響で、主な顧客である個人投資家による株式売買やFXが低迷したことが響いたようです。
売上高に当たる純営業収益はマネックスグループを除く4社で減少したそうです。
マネックスグループの最終利益は前年同期比60.3%減と大きく落ち込んだそうです。
昨年11月に米国でFX事業を展開する証券会社を完全子会社化したことで最終営業収益は27.6%増となったそうですが、「のれん代」の償却が負担となったようです。
最終利益は最大手のSBI証券が28.3%減、松井証券とカブドットコム証券(単体)は2011年9月中間決算に続き2桁の減少となり、前年同期が単体決算だった楽天証券は35.2%減だったそうです。
厳しい基調は変わらないようですね。