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中国電力の供給余力が火力発電所のトラブル影響で半減の6%へ

中国電力は、火力発電所でトラブルが相次いでいるため、今冬に見込んだ最大電力に対する供給余力(予備率)が13.5%から半分ほどの6.3%に下落するそうです。

ただ、電力需要は予想よりも低く、関西、九州の両電力への融通は続けるそうです。

 

中国電力によると、重油や原油が燃料の下松発電所(70万kW)で28日、運転を止めて設備の見回りしていたところ、ボイラーの配管から水漏れが見つかり、修理は1週間ほどかかる見込みのようです。

液化天然ガス火力の柳井発電所では、一部の発電設備(約20万kW)の定期検査が計画より長引いているそうです。

 

供給力は従来の1201万kWから1125万kWに減少し、ピーク時の需要予測1058万kWに対する予備率は6.3%となり、適正とされる8~10%を割り込むそうです。

実際の需要は今のところ最大1千万kW程度で、他電力への融通は続けられるそうです。

 

他電力への融通は続けられるということは、節電が強制されるということはなさそうですね。

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