堅実さんのブログ
防災放送の女性が教材に 1月26日(木) 20時01分
5月6日の日記の女性が、埼玉県の、道徳の教材になると、今日のNHKニュースで、19時40分頃、放送されました。改めて、人の生き方について、考えさせられます。
以下は、5月6日の日記です。
津波来る、逃げての声もやがて消え、ただ一輪の椿、奉げる。 天硯
数日前の事です。防災放送で、「津波が来るので、避難してください。」と、言い続けた女性が、遺体で見つかったという、報道を聞きました。
何とも、痛ましい。しかし、よくそこまで、やれましたねと、来世で言ってやりたい。この歌は、床の中で、浮かんだものです。人は損得で動く。しかし損得では動かぬ事もある。
この他にも、火の見櫓(やぐら)で、半鐘を打ち続けた消防団員の方もいたと、聞いております。何故かその鐘の音が寂しそうだったとか。
他にも、十字路で、交通整理を続け、目の前に迫る津波に、仁王立ちし、不動のまま消えた方もいたとか。
中国人の研修生を、全員避難させ、自らは命を、落とした方。
いずれも、頭が下がります。この人たちの事を思えば、人間、たいていの事は、大した事では無いと思います。少しは、社会に対して、恩返しをしたい。少しは心静かに思いをめぐらせてみたい。
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