大幅高のダウ平均株価に押し上げられて、今日の日経平均株価も好調なスタートになりそうです。8,560円の近辺での寄り付きを想定しています。現時点ではザラバを大きく動かす特別な要因が見当たらないため、為替が落ち着いている限り堅調な推移を期待しています。
中国の12月PMIが50.3と好不況の境界とされる50を越えたことでアジア株が堅調であったことや、イタリアなど欧州株も底堅い動きを見せたことで、大きく上昇してスタートしたダウ平均株価は、高い水準を維持したまま179.82ドル、1.47%高で終えました。
12月のISM製造業景況指数が53.9とコンセンサスを上回ったことも堅調なザラバを支えたと見られます。指数の内容を見ると、生産や雇用が高い伸びを見せる良い内容になっています。
VIX指数は1.84%低下して、投資家心理が改善したことを示しています。ただし、日中の動きを見る限り、上昇気味な推移となっており、手放しで楽観するわけにはいかないようです。
CMEの日経先物価格(円ベース)は8,560円となっており、この近辺を今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
ザラバは2社ほどの決算発表がありますが目立った経済指標は予定されていません。気になるユーロ円が円安方向に振れていることが下支えとなって、比較的の底堅い推移が期待できそうだと考えています。
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