【まだ生きていたのか】と呟く世界への助走4(シャングリア

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【まだ生きていたのか】と呟く世界への助走4(シャングリア

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頑張らない!!!
努力しない!!!
のに幸せになりたい、楽しい人生を送りたい!!!
と思う人間の欲望?は、つきないようで。。。。

昔から【シャングリア】、または、=桃源郷=.なる物の存在が
よく話に上ったものでありました。。。

現在のシャングリアとして有名な処としましては、
フンザでしょう。。。

この村に着いたとき、僕は背負っている荷物の重さも忘れて、ただ目の前の光景に見とれて、その場に立ちつくした。満開のアンズと段々畑の麦穂は、透き通るような日の光を浴びて誇らしく輝いていた。畑の周りには背の高いポプラが等間隔に植えられていて、枝から枝へと尾の長い青い鳥が渡っていくのが見えた。

 そして、それら生き物の営み全てを見下ろすように、万年雪を頂いたカラコルム山脈が雲間から顔を覗かせていた。空気はあくまでも澄み切っていて、少し手を伸ばせば白い頂にまで手が届きそうに思えた。
http://www.tabisora.com/travel/067.html

一度は、行ってみたい処であります。。。

しかし、このブログの作者の旅人は、

でも、僕がこの美しい村を歩いている間ずっと感じ続けていたのは、哀しさでした。どうしてそんな気持ちになるのか、最初は自分でも理解できませんでした。穏やかな日差しの中で、満開の白い花の中で、どうして哀しくならなくちゃいけないのだろうと。

【哀しさ】を感じたと。。。。

その理由を、分析していますが、=美しすぎる。。。=からこそ、
旅人には、耐えられない!!!と言う事なのか。。。。?
それが、【旅人の性、業なのか。。。?】

旅人でなくなれば、そこに住みつけば【哀しみ】は、感じないのか。。。?

難しい問題であります。。。

よく、何故働くのか。。。?
という答えとして、=将来、楽になるため。。。=という人がいます

一体、【楽、らく】とは、何なのでしょう。。。。

もし、
何の心配もなく、日々の暮らしがおくれる事としたならば、
ただ、それだけの目標のために生きていく。。。という事に哀しみは感じないのか???
と思ったりして。。。

私が、国道425号線で、誰も通ってこないだろう。。。と思った時に
やってきた人は、どう感じているのだろう。。。

其処は、至る所に【転落死亡事故多発】と書いた看板が
道の脇に立てかけられていた処ではあったが
車のライトに、驚いて走るさる【野生のシカの多さ】に驚きもした場所で。。。。

普通ならば、=自然の豊かな処=なのだろう。。。

宗教ならば、あの世に、【シャングリア】がある
この世は、=あの世のシャングリア、桃源郷=に行けるかどうかの修行の場
だという物もあったりして。。。

そして、この世よりも、あの世に重きを置いた生き方を推奨しいてる国も
現に存在する。。。

しかし、現在の日本では、それは、受け入れられない事なのかもしれない
寧ろ、井上靖の【化石】的な感覚の方がぴったりくるかも。。。?
冗談じゃない。あのぴいんと張ったーーー不思議な時はすでに終ったのだ。

ブルゴーニュも、マルセラン夫人も、公園も、高遠の桜も、あの不思議な時間と一緒にみな消えてしまったのだ」
http://www.t3.rim.or.jp/~ake/inoueyasesi/kikokugo.htm

ある種、【武士道】的な感覚なのかもしれない。。。。?
常に=死を通して見ることで、普段の景色が、シャングリアへと変わっていく。。。=
とでもいいますか。。。。

私のよく行く【イスラム圏】の砂漠の中のオアシスでの暮らしは、正しく、
そんな感じのする処でもあります。。。

一枚目がリビアの夕日
二枚目がカダフィさんの絵が至る所にあった
かつてのリビアのモスクの近くを夜に散策すると
【オーブ】が多数映っていました。。。
三枚目が、イスラムの家庭の情景でしょうか。。。

家庭が、何よりも【シャングリア】であるという事なのかもしれません。。。。
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