株をまだやったことがない人は、株に嫌悪感を抱く人が
いると思います。
・東京証券取引所で活発に注文が確定していく場面
・株価ボードを見ながらうなだれる人
・働きもせず数億円というお金を得る人の話
・上場企業のスキャンダルで株価が急落するニュース
などなど、お決まりのイメージ映像を繰り返し目にすると
株は危険なもの、努力せず得るもの。
といったイメージを植えつけられてしまうのも無理はありません。
しかし実際の株式投資というのは、かなり退屈で自分の決めた
ルールや運用方針を淡々と続けていくだけです。
これが投資で成功する秘訣、損をしないコツなのですが、
できない人が多いどころか大半のようです。
買った株が動かない、出来高が少ないという理由で売ったり
何か興奮するような出来事を求めてしまう。
植えつけられたイメージと自分の地味な成績との差に納得できず
動いてしまうのですが、それこそゲームを仕掛ける側の思うツボ
ですから気を付けてください。
投資はあなたが思っている以上に地味で単調なものですが、
そこにお金が絡むと感情が混じります。
そうなると事実よりも直観を信じたり、データよりも希望を
優先させてしまうのです。
この感情が投資には曲者なのですが、切り離すことは不可能
ですので上手に付き合っていく方法を学んでいきましょう。
