堅実さんのブログ
内閣へ提出した意見 23年12月9日(金)18時06分
首相官邸から,官邸かわら版と称するメールが送られてきております。このメールは誰でも登録することができます。この官邸かわら版に以下の一部を送りました。意見の字数が400字以内ですので、全文は送れませんでした。
建設か否かは、おおずめにきておりますが、今まで、何度も日記に書きましたとおり、ダムは、必要ないと考えております。
今までの、公共事業は、必要なものもありましたが、現在の国の財政状況から考えますと、とてもそんな、無駄な財源はありません。
すべて、税金で作られます。先の日記にもありますが、埼玉県議会や、県議員は、その視線が、土木会社に向いており、国民には向いいないと考えられます。
自民党政権時代から、議員や議会は、このように、会社(と言うより、政治献金)優先の政治を行ってまいりました。もうこんな政治は止めるべきです。その結果、国民の負担は増加し、生活水準は悪くなるとも、言えます。
八ツ場ダムについての意見
国土交通省で、八ツ場ダムは建設する方法が、他の堤防建設よりもコストが少ないという結論を出しました。これへの意見です
1 そもそも、国土交通省はダム建設を進めてきた省庁であるので、その積算の根拠に疑いを持っております。第3者の判断ではない、建設推進する機関の結論である。
2 国土交通省の案では、ダム建設か、堤防建設かのどちらの方法を採るのであり、これはどちらかを、当初から建設するという案である。その前に、必要性が有るのかについて、検討しなければならない。60年に一度の災害に備えると言っているが、今年の9月の台風12号では、群馬県北部では記録的な、降雨量を計測している。それでも、利根川水系では何等、洪水の被害は出ていない。洪水注意報すら出なかったと記憶している。川の流量計算や水位の上昇計算をする必要がある。国土交通省には、この計算が全く入っていないのでは。計算すれば必要無いことが判明するので、故意に入れてないのでは。
3 国土交通省の試算では、ダム建設費までの費用で、その後のダムを維持管理する費用が参入されていないのでは。この維持管理には、毎年数十億円の費用が必要とか。仮に一年で20億円要すれば、100年の維持管理費は2000億円になる。これを含めればとんでもない,高額なものになる。
4 「耶馬溪しのぶ吾妻峡」と群馬県の文化遺産である「上毛カルタ」に有るように、この地は美しい自然遺産がある。後世の人に自然遺産は、残すべきである。
5 現在の国債残高から国民一人当たりの借入額は1000万円である。それと国の歳入の半分を国債で賄う現状では、緊急性、必要性の無い、ダムを建設する余裕など、わが国には無い。国家破綻の危険水域の財政状況です。無駄な金を出せる状況では無い。
6 国土交通省の天下り先(建設会社)確保や、政治献金が優先する(議員、首長)政治は止める時に来ている。このままでは、日本はますます、だめな国になり、結果として国民生活は、レベルが落ちると考えます。建設栄えて国滅ぶでは、国民は納得しない。
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