アメリカの年末商戦、ブラックフライデーでテレビ価格が大きく値崩れとのこと。(※1)
小売はブラック(黒字)、製造はレッド(赤字)、消費者はローズ(バラ色)。
年末商戦のバーゲン価格は毎年の事ながら、
投げ売り状態ともなればメーカーへのダメージは大きくなる恐れがあります。
しかも、現在のテレビ事業は各社とも赤字や利益激減の状態で、
生産ラインの縮小や撤退の話まで出てきています。(※2)
価格競争に勝てず、日本メーカーの多くが脱落…
これって、昔聞いた覚えが。
そう、過去に起きたDRAM(メモリ)とほとんど同じに見えます。
苦しい戦いが続いても、ライバルが脱落するタイミングを見据えて、
着々と投資をし、マーケットが回復した際には
それによって得た競争力を背にシェアを奪取する。
当時はこの方法でサムスンが勝利しました。
歴史は繰り返すのでしょうか?
過去の失敗を教訓にする日本企業はもうないのでしょうか?
種をまくには、その作物が多く実る時期に撒くのではなく、
実る時期から逆算して撒く時期を決めるべきだと誰もが知っているはずでは…。
※1(PCサイト)ダイヤモンドより
http://diamond.jp/articles/-/14967
同じく日経より
http://p.tl/SgIe
※2(PCサイト)ブルームバーグより
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920017&sid=asNG49FAvYYQ