分配金ゼロのインデックス・ファンド(※1)はもっとあって良いと思う。
分配金ゼロなら、分配金発生により起きる税金を払うことがなくなり(※2)、
(分配金にされる予定だったお金で)効率的に複利効果が得られる。
まさに5年、10年といった長期スパンでの投資にぴったりではないか。
さらに言えば、運用会社は分配金を投資家に振込むコストも浮くじゃない♪
もちろん、毎月分配型を好む人々もいる。
そんな好みの違う方々のために多くのファンドで
同じファンドで分配金支払い型と分配金再投資型を用意し、
支払い方法だけ分けて運用は同じにしている。
だったら、同じファンドで分配金支払い型と分配金ゼロ型の両方を揃えれば良さそうなもんだ。
(う~ん、そうなると分配金振込みコストはあまり浮かないが、仕方ない)
そもそも、分配金再投資型って、何か意味があるのだろうか?
分配金を出す
→税金で2割持っていかれる
→残りの8割の額でファンドを買い足す
それだったら、
分配金を出さない
→ファンド内部で再投資
→つまり(分配金として予定していた)全額でファンドを買い足したのと同じ効果
という分配金ゼロの方が断然良いではないか?
分配金支払い型であれ、分配金再投資型であれ、分配金ゼロ型であれ、
運用会社の受け取る信託報酬は変わらないのだから
※1:『今回は基準価格が低迷しているので今期は分配金出しません』ってファンドではなく、
『分配金は常に出さないスタンスです』ってファンド。
本当に数(種類)が少ない。私が取引している証券会社では、なかなか見つからない…
※2:特別分配金などの例外があるが、これについては、今回の主題ではないので割愛