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☆デイトレーダーの仕手遊び(初心者さんは気を付けよう)

最近デイトレーダーが仕手筋紛いの株価操作を行っているという記事を目にしました。

以前「仕手株投資の留意点」という日記で

本来の仕手戦ではない「仕手ごっこ」が横行しているというお話をしたことがあります。

その時点でデイトレーダーの仕業を想像はしていましたが、今となってはやはりという感じです。

因みに仕手化しやすい銘柄の条件は下記の通りですが(ベテランの方はスルーして下さい!)
仕手モドキが仕掛ける銘柄は大抵の場合、時価総額10億円以内

売買単位1~100株(稀に1000株)、発行株式数1000万株以内、浮動株比率30%以下

普段は低位株の割に出来高が少ない、そんな銘柄が多い様です。

 

<仕手筋が介入しやすい条件>

東証一部銘柄の場合 → 発行株式数1億株以内、浮動株比率30%前後(Max50%以内)

            貸借銘柄
東証二部銘柄の場合 → 発行株式数5000万株以内、浮動株比率30%前後(Max50%以内)                      
            さらに共通の条件として、資本金100億円以下、株価500円以下の銘柄
新興市場の場合 →  資本金、時価総額共に小さな企業が多く発行株式数も少ないので仕手化し易い 

              中でも時価総額が小さく、しかも売買単位が1株~100株の銘柄は
              資金力が無くても値を動かせるので  短期急騰型の仕手ごっこになり易い。

買い上がりが1~2日で終わる、見せ板が露骨

株式掲示板にステハンを使ったしつこい買い煽りが登場する・・・・・
こういう場合は、デイトレーダーの仕業だと考えてまず間違いなさそうです。
相手も必死ですから、買い煽りに対して思いっきり反論するとムキになってレスして来ることがあります。
こうなるともう完全にバレバレです。

 

玉集めの方法も、恐らく露骨な見せ板を使うなど、かなり強引ではないかと思います。

 以下に以前にもご紹介した一般的な玉集めの手法を列記しておきます。

<時間を掛ける場合>
この場合は仕手筋が故意にボックス相場を演出

ボックスの下限で厚い買い板を出し上限で厚い売り板を出します。
例えば平均単価250円付近で玉集めをする場合、株価が270円に近づくと厚い売り板を出し
230円辺りまで下がって来ると厚い買い板を出すという具合で、これならなかなか気付かれません。
ところが玉集めが思う様に進まなかったり、タイムリミットが近づいた場合などは

利益確定売りを狙って突然株価を数%切り上げて来ることがあります
数ヶ月間狭いレンジのボックス相場が続いている途中で

突如理由もなくレンジ相場の下値が切り上がったら可能性有りです。


売り指値の最安値と買い指値の最高値の間を数ティック開ける
例えば500円に売りが出ている時、499円に買いがあれば取引は成立し易いですが
10円以上開いた489円にしか買い指値が無ければ我慢比べです。
仕手筋は比較的人気の薄い銘柄に介入することが多いのでこうした手法が有効になる訳ですが
流動性の低い銘柄だと、我慢比べになればまず売らされてしまいます。
また比較的流動性が良好な銘柄の場合、売値と買値の幅を拡げることで

個人投資家の売買が成立するのを妨害する効果があります。

 

<急ぎ働きの場合> 

見せ板が使われることが多いので、マメに監視していると解かります。
よく見掛けるのは、厚い売り板を出して売りを誘う見せ板です。
また買い気配が強まると、間髪を入れず売りをぶつけて買い気を削いだりします。
(露骨な見せ板は、素人(仕手モドキ)の仕業と考えていいかも知れません)

<仕掛け直前のチェックポイント>
仕手筋は仕掛けるタイミングが近づくと事前に市場調査をする
仕掛けても注目されなければ意味がありませんから、提灯が付くかどうかを確かめる為に
株価を事前に動意付かせて市場の反応を見ると同時に注意を惹こうとします。
但しこれは比較的短時間の出来事ですから、しっかり監視していないと見落とす可能性があります。
こうした仕手筋の揺さぶりは仕掛けを始める数日前であったり、当日の前場ということもある様です。

大量の空売りを入れ、篩い落としをかけてからスタートする
篩い落としのタイミングは様々ですが、急に空売りが増えた時は打診買いのチャンスだと思います。

因みに篩い落としは仕手戦の最中でもしばしば使われます。

 

通常、仕手筋が仕掛ける時は投資顧問と結託することが多いので

会員制の有料情報やNET上の「00新聞」などで買い推奨のアナウンスが流されます。

しかしNET上に流れた時は既に終わりに近いか

もしくは完全に終わっていることが多いので、うっかりINすると大やけどをすることになります。

 

これに対して仕手モドキの仕掛けでは本来の手順が省略されたり

大抵の場合、自分自身でアナウンスするしか注意を惹く方法が無いので

株式掲示板などに尤もらしい理由を並べて買い煽ることが多くなるのだと思います。

 

いずれにしても上手にIN→OUTすれば、本物であろうと偽者であろうとチャンスはありますが

仕手ごっこは超短期で終わることが多いので、急騰に気付いた時は殆どOUTでしょうね。

 

 

 

 

 

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