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米国マーケットを振り返る 9月22日

ポイント

 ダウ平均株価は2日続きの急落となりました。欧州の債務問題に加えて、FOMCの指摘した景気下振れリスクがマーケットに重くのしかかったようです。24日まで開催されるIMF・世界銀行の年次総会から目を離せません。ただし、弱気一色という展開ではありましたが、大引けにかけてダウ平均株価が多少下げ幅を縮小したことや、ユーロが意外に下落していないことに注目しています。すでに指摘しましたが、マーケットの下げが急速であることもあって、本格的な反発の局面を探る時期に入っているのではと考えています。

米国マーケットを振り返る

 ダウ平均株価は391.01ドル、3.51%の急落で終えました。前日の283.82ドル安に続いて2日連続の暴落です。



 背景の一つは欧州の債務問題。ドイツ(DAX)株価が4.96%下げています。ザラバの停滞した展開が状況の深刻さを物語っているようです。

 

 もう一つの背景はFOMCが指摘した景気下振れリスク。業績見通しを引き下げたフェデックスの株価が8.17%下落したことが、マーケットの悲観を映し出します。全米の荷動きの低迷が景気の悪化を象徴するということです。



 VIX指数は10.80%と大きく上昇して、投資家のセンチメントの悪化を示しています。



日経平均株価への影響

 今日は秋分の日でマーケットはお休みです。

 CMEの日経先物価格(円ベース)は8,360円となっています。日経先物の夜間取引は8,320円となっていますから、米国マーケットの展開はかなり織り込んでいるように見えます。



 ただし、ドル円が円高に振れていますので、一段と円高は進むようであれば、月曜日の日経平均株価はさらに厳しいスタートになる可能性があります。



 いずれにしても、今日の米国株式市場の動向が大きなポイントになりそうです。重要な経済指標の発表は予定されていませんが、欧州中央銀行のトリシェ総裁がワシントンで講演することになっています。

ちょっと一言

 欧州の債務問題が米国株式市場に大きく影響しているのは確かですが、ユーロドルの推移を見ると、意外にもユーロ高ドル安の推移になっていることに興味を持っています。ユーロ暴落というイメージはありません。



 加えて、ダウ平均株価がザラバで527.7ドル安まで下げ幅を拡げた後、大引けにかけて136.69ドルほど値を戻したことにも注目しています。この動きに連動してVIX指数も上昇幅を縮小しています。

 ザラバに8.17%下げたフェデックスの株価が、引け後の時間外では1.70%ほどの上げに転じています。

 何を言いたいかというと、悲観が充満するマーケットの中で、本格的な反発の兆しを見出したいということなのです。

 今日は所用で外出しますが、夜にもう少し詳細にこの点についてご報告したいと思っています。

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