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ETFを利用して外国株投資のリターンを向上する方法

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東証上場の以下のETFは、値動きがよく似ています。

 1 上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)
 2 MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信

 3 上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本

 4 SPDR S&P500 ETF Trust

 5 上場インデックスファンド米国株式(S&P500)


1,2は、日本を除く先進国株価指数MSCI-KOKUSAIをベンチマークとするETFです。4,5は、米国株価指数S&P500をベンチマークとするETFです。MSCI-KOKUSAIの中のおよそ55%は米国株で構成されているため、MSCI-KOKUSAIとS&P500はよく似た値動きをします。3は、MSCI ACWI ex Japanをベンチマークとしますが、47%が米国株です。

米国上場のSPYとTOKの値動きを比較すると、よく似ています。

http://finance.yahoo.com/q/bc?s=SPY&t=5y&l=on&z=l&q=l&c=TOK


1と5のNAVの騰落率、3と5のNAVの騰落率をグラフにすると、まあまあキレイに並びます。銘柄間で裁定取引を狙うことを考えてもよさそうです。


期間を定めずに外国株のエクスポージャを持つヒトは、NAVと市場価格の乖離率が安定し流動性もソコソコある4をベースとして、1や2に乗り換えたり、4に戻ったりを繰り返すだけで、インデックスを上回るパフォーマンスが期待できます。


昨日(5日)は、1~5のETFは大幅に下落しましたが、乖離率は銘柄毎に異なった動きをしました。1と2を持っていたヒトは、4に乗り換える絶好の機会だったでしょう。

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