豊田通商は、電子部品商社のエレマテックにTOBを実施し、子会社化するそうです。
豊田通商は自動車分野以外の事業の強化を進めており、液晶や携帯電話など電子部品やエレクトロニクス事業の収益基盤を強化するようです。
自動車分野でも近年、電気自動車をはじめ電子部品の重要性が高まっており、子会社化で相乗効果を得る狙いもあるようです。
TOB価格は1日の終値(1075円)よりも43%高い1株1540円です。
議決権の過半数となる51%を取得するのが目的で、買い付け株数の上限はエレマテックの議決権の51%に相当する1044万1500株とするそうです。
買い付け総額は約160億円で、エレマテックの東証1部上場は維持するそうです。
なかなかいい値段で、明日のエレマテックの株価は上がりますね。