DRAGON'さんのブログ
台湾TSMC、米アップルの次世代チップの試験的生産を開始
サムスン電子、ハブられのお知らせ。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-22227320110715
”関係筋によると、世界最大の半導体受託生産会社である台湾積体電路製造(TSMC)(2330.TW: 株価, 企業情報, レポート)は、米アップルAPPL.Oの次世代チップA6チップの試験的生産を開始した。アップルは現在サムスン電子(005930.KS: 株価, 企業情報, レポート)に委託しているチップ生産を他のメーカーに変える可能性がある。
関係筋によると、TSMCが実際にアップルから受注を獲得できるかどうかは、歩留まり率次第になる。同関係筋は受注に関して、これ以上の内容には言及しなかった。
TSMCの広報担当者は市場の憶測にはコメントできない、としている。アップルからのコメントは今のところ得られておらず、サムスン電子の広報担当者はコメントを拒否した。
現在アップルは「iPad 2」に搭載されているA5チップの生産をサムスン電子にのみに委託している。ただ、スマートフォン市場で最大のライバルであり、特許関連訴訟で争っているサムスンとは今後距離を置く可能性がある、とみられている。
アナリストや他の関係筋はこれまでに、TSMCが来年からアップルの一部のプロセッサーチップのサプライヤーになる可能性があるとの見方を示していた。
一方、一部のアナリストは、サムスン電子が引き続きA5チップの生産を受託されるとの見方を示し、アップルがサプライヤーを変更するのは難しいと指摘する。
NHインベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリスト、Seo Won-seok氏は「アップルにとってチップメーカーをサムスン電子から急に変更することは簡単ではない」と指摘。「サムスン電子が最初から深くかかわり、知的財産権を有しているチップセットの設計を変える必要がある。アップルはさまざまなメーカーを試す可能性があるが、(サムスン電子とアップルは)互いを必要としており、両社の関係は続く」と語った。
TSMCは技術刷新と生産能力拡大に向け、今年の設備投資に78億ドルの予算を立てており、短期的にはアップルからの受注獲得で明らかな有力候補となっている。
プルデンシャル・ファイナンシャル・セキュリティーズ・インベストメント・トラストのシニア・ファンドマネジャー、Bevan Yeh氏は、TSMCがA6チップの注文をすべて獲得した場合、同社の1株利益は年間2台湾ドル押し上げられるとの見方を示した。”
まぁ最近のアップルとサムスン電子の不仲は皆さんも、ご存知の通り。
保険としては妥当な所ではないでしょうか。
サプライヤーの交換うんたらに関しては自分は技術の無い所に、そもそも発注しないと思います。
歩留まり率に関しても、どうもサムスン電子の悪さは業界で有名みたいですからね。
長期的な所は分かりませんが、サムスン電子のシェアを食えるんじゃないかなぁと自分は思うのですがね。
-
関連銘柄:
KDX200(1313) -
タグ: