［アテネ ２８日 ロイター］ 緊縮財政策に対する議会採決を週内に控えたギリシャでは、反対の姿勢を示していた与党である社会主義運動３議員のうち、ひとりが賛成に回ることを表明、可決される可能性が高まった。
労働組合は緊縮財政策に反対する４８時間ストを開始、首都アテネでは５０００人を超える警官隊が警備するなか、議会前広場で開かれた反対集会は当初平穏だったが、午後になって若者を中心とした一団が投石、警官隊が催涙ガスで応じる騒ぎとなった。夕刻になっても広場では抗議集会が続いている。ストにより、交通機関、学校をはじめ公共機関は閉鎖となった。
ベニゼロス財務相は議員に緊縮財政法案への支持を呼びかけた。法案の採決は２回に分け２９日と３０日に予定されている。
欧州委員会のレーン委員は、財政策が可決されなければ債務不履行（デフォルト）を意味すると述べ、ギリシャ議会に警告を発した。
一次法案の審議は２９日の午前１０時（０７００ＧＭＴ、日本時間午後４時）から始まる。議会関係者によると採決の時間は未定だが、おそらく午後になると述べた。
野党の保守勢力は反対を表明しているが、議会３００議席のうち与党の全ギリシャ社会主義運動の議席数は１５５議席で可決に必要な過半数を上回っている。
＊＊＊＊＊＊ということで、とりあえずは無事通過の様相。もちろんここで否決＝デフォルトになれば、困るのはギリシャもですが、その周辺国。ユーロが揺らぐことは間違いない。なんとか回避する。ただ、ギリシャ国民もツケを清算するほどの心・金の余裕はないようだ。一時凌ぎなのは火を見るより明らか。
今後ＮＫは10000トライへ。
サンリオ・・・早まった。いつもながらダメ。
日風開・・・総会でのあく抜け上げに期待。十分↓もありえる。注意。
予定価格に来ている銘柄はいくつかあるが、万が一に備え今日はここまで。
