なぜ負けるか - 手数料・金利

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2011/05/02 - ISAC.WaKSさんの株式ブログ。タイトル:「なぜ負けるか - 手数料・金利」 本文:売り手の売り価格と買い手の買い価格は同じなので、トレードで市場価値は変わらない。個人の売買でもまったくランダムであれば手数料と金利がないとすれば期待値は±ゼロのはずだ。投資企業への資金提供による付加価

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なぜ負けるか - 手数料・金利

ISAC.WaKSさん
ISAC.WaKSさん
売り手の売り価格と買い手の買い価格は同じなので、トレードで市場価値は変わらない。個人の売買でもまったくランダムであれば手数料と金利がないとすれば期待値は±ゼロのはずだ。投資企業への資金提供による付加価値は配当として還元される。これはおそよ年2%だ。では手数料と金利はどのくらいかかるだろう。

 

取引手数料

カブコム証券では大口の顧客の手数料はただだ。最近は信用取引手数料ゼロ円の証券会社もあり、またどういう仕組みか知らないが手数料ゼロ円のETFもある。また、取引手数料の価格体系は各社マチマチなのと複数の価格体系を提示しているところも多いので正確な比較はなかなか難しい。最大シェアのSBI証券の例で考えてみたい。

 1. 手持ち資金100万円として売買は毎回信用のドテン。100万円未満の返済と新規で合計取引金額200万円未満のとき1日あたり 920円の手数料。1回のドテン取引で約0.1%。

 2. 年間取引回数は週1 ペースの年50回なら年間 46,000円、率にして4.6%。

この倍くらいかかるところも珍しくはない。毎日ドテンするならこの5倍の23%だ。これはキツイ。

 

金利

信用買いのときのみ年率3%の金利が掛かると仮定し、同じく年50回のドテン売買をすれば約100万円の買い建玉で半年保有するのと同じことになるので年間 15,000円掛かる。年1.5%。

 

大まかな目安として週1 ペースで手数料と金利を合わせて年間6~10%掛かると言えるだろう。これは高いのだろうか安いのだろうか。平均期待値が2%なのに、手数料と金利でこんなにかかるのであれば信用評価損益率がマイナスになるのは当然だ。デイトレなど回転の多い投資法ほど手数料の負担は増えてくる。これに対抗できるには1回の返済までの取引で0.1%を超える利益を得る手法を身につければよい。0.1%なんて簡単な数字に見えるけど - - - 。現物長期投資の人は金利は掛からないし、手数料もあまり気にすることはない。
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