上記の日記タイトル、少し前＝元旦のネタで恐縮ですが、中日新聞の記事です。
●ウォークマン、キティ、プリウス・・・次は
高品質や低価格など経済合理性のみで語られてきた日本のモノづくり。しかし、日本のサブカルチャーが世界的な注目を集める中、工業製品にも新たなイメージが加えられるようになった。
米ハリウッドで開催される映画の祭典、アカデミー賞授賞式。人気俳優のレオナルド・ディカプリオやキャメロン・ディアスらがトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」に乗って会場に現れ、レッドカーペットを歩くのは当たり前の光景となった。
１リットルあたり３５．５キロの超低燃費と斬新なデザインがセレブたちの心をとらえ、テレビ中継などを通じて米国民に「環境に優しい」という印象を植え付けた。
愛くるしいキャラクターで人気を集めるのはサンリオの「ハローキティ」。ニューヨークの繁華街タイムズスクエアにある直営店では文具やキーホルダーなどのキャラクター商品が並び、女子中高生のほか、４０－５０代の大人まで詰めかける。「幼稚、子どもっぽい」といったかつての反応は消え「かわいい」という日本人独特の感覚が海外に定着するきっかけとなった。
欧米では主に軍需や産業用に開発されたロボット。二足歩行するホンダの「ASIMO（アシモ）」は人間により近い形にすることで、人間とロボットが共生する近未来を予感させた。
古くは、ソニーの携帯型ステレオプレーヤー「ウォークマン」。１９７９年に発売されたこの商品は「いつでもどこでも好きな音楽が聴ける」という究極のわがままが発想の原点となり、日本人の得意な小型化技術が製品化を可能にした。ウォークマンは世界的な社会現象となり、この成功でソニーは国際企業に飛躍した。
急速な経済成長を続ける中国やインドは安い労働力や品質の向上を武器に日本の背後にひたひたと迫る。しかし、「ジャパニーズ・クール（日本的かっこ良さ）」の言葉に代表されるソフトパワーが新たなブランド力となれば、日本のモノづくりが引き続き世界をリードすることになるはずだ。
※ものづくり大国、ニッポン！今日、日興シティが「＋NIPPON」として日本企業を長期的にファンドの組み入れに強化するとアナウンスがありましたが、やっぱり、自信をもちましょう！日本企業に！
