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なぜ負けるか - 恐怖

所有している株あるいは買玉の株が突然破産したり上場廃止になったりした経験はないだろうか。このような場合たいていは全滅か9割方パーになる。信用で買っていたなら準備資金の3倍近くはやられるだろう。下げはまだゼロ以下にはならないからいいが、売玉の株が突然ストップ高を繰り返すような青天井の上げに入って踏み上げられたらもっと悲惨だ。追証で背中に火がついたような気分になったことはないだろうか。これらのことを一通り経験して生き残っていられるのは幸運というものだが、その理由は分散投資していたからとしか言いようがない。突発的な事件は諦めがつくとして下げ相場に逆らうと毎日毎日3%くらいずつむしられる。人は誰でも損するのが厭なので損切りはしたくないという欲といつか上がるだろうという希望的観測で塩漬けにするが、損が続くとどこまで損するかわからないという恐怖心で投げる。そしてそこが底だったりする。私もたくさん経験してきた。

 

完全にランダムなトレードをしたとすれば手数料と金利を無視すれば損益の可能性は50-50のはずである。裁量トレードでは欲と恐怖でたいていの人が損をする。損をしないのは欲と恐怖をコントロールできる特殊な人だけであろう。プロでも1回の仕手戦に負けて破綻する例は過去にいくらでもある。アマチュアでもこの欲と恐怖をコントロールできる手法がルールによるトレードである。ただ、適切なルールを設定することとそれを守り続けることはまた難しい。ドローダウンのないルールはないし、損失が続けばルールに疑問を感じてやめてしまう。曖昧さのあるルールなら運用とともにどんどん曖昧さは拡大してくる。損切りが明確でないルール(例えば単純な逆張りだけ)は結局恐怖の罠から逃れることはできないと思う。
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