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   にほんブログ村   現在 圏外   士業  (弁護士、会計士等)   現在 33位まぁ、手術から早いもので一月経とうかというところなのだが、今は週一ペースで病院に通っているわけである。切開したところに、ガーゼをパンパンに詰め込まれているのだけど、口の中のことだから、そのガーゼの一部分が奥歯にかぶさってくると、かみ合わせに隙間ができて、こうなると未だに左側でしか噛んでないんだけど、中々食べづらい情況になったりするわけである。まぁ、そうこうしてもちゃんと朝夕は飯食っているのだから、半分は噛まずに飲み込んでたりするんだろうね。まぁ、そんな中、健保の傷病手当金の申請と任意に入っている医療保険の入院費の申請と、そして懲りずに社労士の受験申し込みを行った。後、129日あまりなのだけれど、東日本大震災の影響で試験日が8/28以降になる可能性もあるらしい。それはそれで、行政書士試験の勉強の方に影響が出るわけで、今月中には正式な日取りが発表されるということなので、申し込みは済んだのだけれど、オフィシャルサイトはよくよくチェックしておかないと、という感じである。ハイデガーとハバーマスと携帯電話  ジョージ・マイアソン  翻訳 武田ちあきたまたまである。ハバーマスの基礎知識(特に公共性論についてのそれ)を多少でも読めるか程度で借りたのだが、なんと解説をかの大澤真幸が書いていた。単純に、著者マイアソンがハバーマスよりだとすると、この解説でもって手厳しく批判的な省察をする大澤はルーマンよりと見ることもできる。ハバーマス(マイアソンでもある)を擁護するわけではないが、原著が書かれたのが2000年で、訳され解説が施され訳書が出版されたのが04年と、少なく見積もっても3年の時間差がある中、「近接性の感覚への希求」という点を重視しての批判が、ある特殊の中に偏った形でなされている帰来を見て取る。まず、マイアソンは、例えば、ノキアなど携帯電話メーカーやキャリアのプレス・リリースから00年当時に、携帯電話を普及して巨万の富を得ようとしてる会社組織の実態から、その広報活動(要するに宣伝文句。まさにCMで謳われるキャンペーンの文句)によって広報者の意図したい「哲学的」にも近い広告内のテキストを分析する。それを取り敢えずモバイルコミュニケーションの仮身として、アクロバティックに、ハイデガーとハバーマスを前世紀の二大「コミュニケーション哲学」の大家として比較して行くのである。詳述しないが簡単に、二大哲学者の考えた「コミュニケーション」と現代のモバイル「コミュニケーション」は、まったく異質なものである、とする。大澤もその異質性には異論しないが、解釈を別の視点からもってきて批判的なのであるが、00年のモバイル事情と、かなりの普及を見た04年のモバイル事情は、その点だけからしても大差があるはずだ。そして、00年の世界視野的な分析と、04年の日本の、しかも未成年者に多く見受けられただけの局地的現象からの分析では、たとえ〈もう一つの「ハイデガー、ハバーマス、ケータイ」〉としていても、前提的な「日本社会」における、という限定的な視野をルーマンで補完しただけの解説的言説、と思ってしまうのだ。まぁ、もっと砕いて言えば、じゃんけんの後出しで勝って、まさに勝ち誇った(文章自体はぜんぜんクールだが)かのような解説で、しかし、これがまたうまく書けているから、訳文(というより原著者)の荒削りな論証より説得力をもってしまうように錯覚してしまうのだ。まぁ、ものの3時間もあれば読めますが、1500円の安さに気を取られて買うまでのものではないか、という感じだ。というか、この本、ポストモダン・ブックスと名売って、17冊くらいのシリーズものらしいので、大した重みもないのでは、と思ってしまうが、岩波書店が出版してるんだよね。大丈夫か、出版社? と、書いているのだが、デリダと歴史の終わりとリオタールと非人間的なものは、図書館にあれば、〈借りてきて〉読むか(^_^;)
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