リビアネタ×2

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2011/04/18 - DRAGON'さんの株式ブログ。タイトル:「リビアネタ×2」 本文: この間までリビアで作戦活動をしていた米軍の戦闘力と、現在の居残り組の戦闘力の話を。  まず米軍の戦闘力から。

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リビアネタ×2

DRAGON'さん
DRAGON'さん

 この間までリビアで作戦活動をしていた米軍の戦闘力と、現在の居残り組の戦闘力の話を。

 

 まず米軍の戦闘力から。

 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110418/mcb1104180503017-n1.htm

 ”北アフリカのリビアで3月19日から始まった軍事作戦の指揮権は米軍から北大西洋条約機構(NATO)に移譲されたものの、米軍の存在感は増すばかりだ。オバマ米大統領は米軍が「比類なき能力を持っている」と指摘したが、情報収集や偵察、電子戦などの分野で同盟国との格差が鮮明になっている。


 軍事費の違い
 リビアでの軍事作戦は、欧州の安全保障が米国に依存していることを浮き彫りにした。米国家安全保障会議(NSC)の元スタッフで、現在は米非営利団体、戦略国際問題研究所(CSIS)のシニアバイスプレジデントを務めるスティーブン・フラナガン氏は「今回のような軍事作戦が行われるたびに、軍事能力の差が広がっていることが明らかになる」と指摘する。

 

 ノースロップ・グラマンやボーイング、レイセオンといった米防衛企業は米軍に対し、無人偵察機「グローバルホーク」や、電子戦機「EA-18グラウラー」、巡航ミサイル「トマホーク」など、空軍力を使った大規模な軍事作戦に必要なさまざまな兵器を納入している。リビアでの軍事作戦には欧州やアラブの国も参加しているが、米軍が保有する無人偵察機や巡航ミサイルがなければ、大きな成功を収めることは難しいだろう。

 

 欧米の軍事能力の差を、そのまま軍事費の違いと言い換えることもできる。欧州防衛庁(EDA)によれば、米国は2009年に国内総生産(GDP)の4.9%を軍事費として投入した。一方、欧州連合(EU)加盟国は同1.67%だった。

 

 金額に換算すれば、米国の軍事費が7084億ドル(約58兆8890億円)だったのに対し、EU加盟国は2759億ドル。つまり、米国や英国、フランス、カナダなど28カ国が加盟するNATOの軍事費のうち、約4分の3を米国が支出している計算だ。世界的な景気後退やソブリン債(国債や公共機関債)危機などの影響で、欧州各国が軍事費を過去2年間で450億ドル減少したのに対し、米国は軍事費を増やし続け、その差は広がる一方だ。

 

 欧米の戦力差は作戦初日に、米国が120発以上のトマホークを発射したことでも明白だ。NATO加盟国の中で米国以外にトマホークを保有している国は英国だけ。専門家によれば、英国が保有するトマホークの数は約60発にすぎない。

 

米軍は来年、3億1200万ドルを投じ、196発のトマホークを調達する計画だ。米軍はそのほかにも、グローバルホークを研究開発費を含めて16億ドルで3機、EA-18を11億ドルで12機、購入することを目指している。

 

 米国防総省によれば、これまでの作戦費は、巡航ミサイルや爆弾の費用が大半を占めており、米軍が作戦をこのまま継続すれば、軍事費は会計年度末の9月末までに8億ドル規模に達する可能性があるという。米空軍のドンリー長官によれば、空軍の作戦費用は1日当たり400万ドル。空中給油や輸送、情報収集などに30機超の支援航空機を稼働させているという。

 

 指揮権がNATOに移ったことで米軍の役割は小さくなったものの、軍事力の大きな違いは、米軍の存在が今後も不可欠であることを意味している。

 

 米非営利調査機関、レキシントン研究所のバイスプレジデントで、国防総省に勤務した経験を持つダニエル・グレ氏は「名目上のリーダーとして、欧州を前面に押し出すことは可能だ。しかし、これは米国の作戦だし、それは今後も変わらない」と述べた。”

 …この分野(軍事)も金が全てって事ですかね?

 しかし不況なのに軍事費増やしているアメリカって…

 

 次に現在リビアで頑張っている人達(軍隊)の話。

 http://japanese.ruvr.ru/2011/04/17/49051802.html

 ”NATO(北大西洋条約機構)加盟国でリビアの軍事作戦に参加しているヨーロッパ諸国は、レーザー誘導システムを搭載した高精度爆弾をほぼ使い果たしている。ワシントン・ポスト紙が、アメリカおよびNATO関係者の話として伝えた。


 アメリカには大量の備蓄があるものの、リビア作戦での主役となっているイギリスおよびフランスの戦闘機には、規格の違いから、搭載することができない。アメリカはバラク・オバマ大統領の決定により、5日以降、カダフィ軍に対する空爆には参加していない。

 

 ワシントン・ポスト紙は、このような状況のもとで、カダフィ氏がさらに数ヶ月政権にとどまりつづければ、アメリカが空爆への参加を拒否し続けることは難しくなるだろう、としている。”
 精密爆撃出来ないと誤爆が増えますからねぇ。実質支援は、もう難しいのでは。

 ちなみにアメリカは、この間NATOの手伝いは明確にNOと言っていた様ですが…。

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