映像機器のオーエスは、片手で持ち運び可能な太陽光発電システムを大幅増産するそうです。
東日本大震災や原発事故に伴う計画停電を機に、災害時などに電力を賄う非常用発電機を備える動きが広がることを見越し、4月中に月産台数を約20倍に引き上げるようです。
同時にシステム価格も約50%値下げし、携帯ソーラー普及への道筋をつけたいようです。
増産するシステムは「どこでも発電 モバイルソーラーユニット」で、薄くて軽い富士電機製の「アモルファス太陽電池シート」にオーエスの映像関連技術を融合し、昨秋実用化したそうです。
重さは3㎏と軽く移動が簡単で、フル充電時間の目安は5時間だそうです。
販売当初の生産台数は月約50台だったのが、震災後に非常用発電機の導入機運が高まったことから、生産態勢を1千台に拡大し、今夏を目標に2千台規模に引き上げることも視野に入れているようです。
価格は、当初の約6万円から5割値下げして、3万1290円と設定したそうです。
この価格なら買いたいという人はいるでしょうね。