DRAGON'さんのブログ
ドイツＩｆｏ経済研所長：ポルトガル救済は底なしの穴の恐れ
かなり今更な話ですが。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920014&sid=azCsU.X.pw58
”ドイツのＩｆｏ経済研究所のハンスウェルナー・ジン所長は、ポルトガル救済がユーロ圏諸国にとって「底なしの穴になる恐れがある」と警告した。ジン所長は今週行われたダウ・ジョーンズ（ＤＪ）通信とのインタビューで、欧州の債務危機がスペインに波及する危険があると述べ、スペインの銀行のポルトガルへの関与を理由に挙げた。また、ドイツ政府は欧州連合（ＥＵ）と国際通貨基金（ＩＭＦ）による救済策や欧州中央銀行（ＥＣＢ）を通じて高債務国に数千億ユーロの資金を提供してきたが、その多くを失う公算が大きいと指摘した。ＤＪのインタビュー記事が14日、米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ、オンライン版）に掲載された。”
調べてみたら現在のポルトガルの１０年物の国債の金利で９％台とか。どんだけポルトガルがハイリスクだと思われているかって話ですね。
（なおギリシャは１３％とか…）
…ちなみに米国債だと１０年物で現在３％台です。（日本国債だと１％台ですね…）
後、ギリシャの方も…別ソースで…
”ドイツのショイブレ財務相は独紙ウェルトとのインタビューで、ギリシャが６月の監査で債務返済能力に疑問があると見なされれば債務減免を債権者と交渉しなければならなくなるかもしれないと語った。ギリシャは債務減免を債権者と交渉しなければならず、2013年半ばにユーロ圏の恒久的救済システムが始動するまでは債権者に損失負担を強いることができないからだと同紙に語ったという。”
…との事。
…どうなるんですかね？ＥＵ及びユーロは。
自分には到底まともに着陸できると思えないのですが…
いつもアンテナの高さに驚いています。ユーロ圏諸国の金融危機はEU圏内に留まらず、全世界金融の危機に直結するのではないかと危惧します。素人の私には具体的な説明はできませんが、究極的な結論として大胆に予測すれば｢破産国は排除」され、再編成されるような気がします。場合によれば、また、各国の従前の通貨に戻ることも有り得るような気がいたします。
こんな予測は的中しないことを祈ります。2011/04/16 t030303 拝具
こんばんは。コメントありがとうございます。
まぁ破綻しそうな国家が資金援助だけでなく、自助努力して立ち直る事が必要な訳で。
それが出来ないようならt030303さんもお考えの様に確かにＥＵから排除、もしくはＥＵが分裂して破綻国家が従前の通貨に戻すって事がおきるしかないでしょうね。
但し、その前後に市場は混乱するでしょうが…
では、失礼します。
こんばんは。EU経済圏の混乱は、世界の、そして、我が国の金融、経済，物価、株式などに、どのような影響を及ぼすのでしょうか？
東京電力の原発事故ひとつで我が国の政治、経済、流通など大混乱を来しているのですから、EUの混乱ともなれば、今流行りの｢想定外」の事態が予測されましょうね！但し、想定外とは、都合のよい言い逃れの“詭弁”であり、想定外であることを想定することこそ肝要かと愚考します。人智を超えた”妙智”を生み出すことができるのが、即ち、”人間の妙智力”だと思っています。
既に齢７０を超えた老生には、住まいする世界が狭いので、少しの我慢と忍耐力で何とか凌ぐことができましょうが、将来、先行き我が国をリードして下さる多くの方々には，是非、頑張って頂きたいと思っています。
また、ご教示のほど宜しくお願いいたします。 2011/04/17 t030303 拝具
こんばんは。コメントありがとうございます。
>>こんばんは。EU経済圏の混乱は、世界の、そして、我が国の金融、経済，物価、株式などに、どのような影響を及ぼすのでしょうか？
まぁこれに関しては、もう一度リーマンショックみたいな事が起こるのでは？とも思いますが…。
起きてみないと分からん部分も有りますしねぇ。
…ただ、人間は少々の事が有っても生きていけるのでは。
そして人間にとって激動の時代等と言っても過ぎてしまえば単なる過去の思い出にしか過ぎないではとも思います。
では、失礼します。
ＰＳ．
こちらの方こそ、これからも宜しくお願いします。