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モウ山 ウシ象さんのブログ

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負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望23

先週は円全面安が継続。今週もおそらく、円が売られる展開か?
ユーロは、ポルトガルのECBに対する、支援要請を無視して、追加利上げ観測で、大幅高。株価も、利上げとは無関係に続伸中。
ウシ象は、週末に、ポジションのほとんどを手じまいしましたが、ドル円での、円売りポジションを少しだけ残しました。
ECBの利上げに始まり、ECBの利上げに終わる。そんな一週間でありました。
<為替相場>
ドル円   83.30~86.50
ユーロ円  120.50~125.50
ユーロドル 1.4350~1.4750
先週、豪ドルを数回トレードしてみたが、結局、豪ドルで、まったく利益なしであった。大きな余震があったとき、ドルが一時的に高騰し、少し利益がとれたぐらいか?
円がかなり弱含んでいたが、ドルも同様で、ユーロ独歩高の様相でありました。
今週は、ECBの利上げのような大きなイベントもなく、おそらく、経済指標により、為替が動くのではないかと考えています。
ユーロは2010年の高値、1.5100あたりまで続伸磨る可能性があると考えられます。とくに指標の発表の多い今週の中でも、4月15日が特に多く、もし動くとしたら、その前の4月14日のアメリカの失業率あたりになるのではないかと考えています。
トレードの方針としては、円、またはドルが、高くになったときに買いを入れようと考えています。
<株式市場>
日経平均    9500~10200
円が弱含んでおり、輸出企業を買おうかと考えています。とくに、自動車の部品を製造している会社で、とくに工場が東北地方にない会社を買っていこうかと考えています。
東電をさらに買い増ししようかとも考えております。
東電の場合、東電が上場廃止になるが、東電が倒産するかと思うなら売り。その逆なら、買いになると考えており、ウシ象は東電がつぶれないほうにかけてみました(2~3年は、無配になるかもしれないが、東電は、一年の収益が、2千億ほどある会社なので、なんとか、賠償金は払い切れるのではないかと考えております)

以前読んだ、本について一言。
おかしな男 渥美清 小林信彦著(本日、寅さんがやっていたので)
この本は、内容は面白いのだが、ウシ象、それを書こうかと考えているのではなく、じつは、一次資料と二次資料との違いが際立っており、ある意味で良い勉強になります。
まず第一に、著者と渥美清との時間が共有されていたころ、それは、テレビの創世の時代であるのだけれども、この時期を一次資料、著者が実際に渥美清との会話などをもとに書かれた部分。渥美清の伝記ではなく、自分自身の伝記でもある部分(ここには、渥美清に対する、著者自身の、推察が入っています)と、著者が知りえなかった部分、すでに渥美清と著者が、その時間を共有していない部分、とくに、渥美清が亡くなるあたりの部分{ここはすごく残念で、ほとんどが、他の本(拝啓、車寅次郎さま)からの引用になっており、この部分は、そちらに任せておいたほうがよかったのではないかと考えています)からなっています。
感想を述べるのであれば、一次資料の箇所は、生々しく書かれており、迫力が感じられ、二次資料の箇所は、書き流された実感のこもっていないように思われ、その意味で、渥美清の亡くなるまでを取り扱うのではなく、著者が時間を共有していた、まさに、その時間だけを、切り抜いて書きあげたほうが、もっと面白く仕上がったのではないかと思われました。
それはさておき、この本の勉強になるところとは、実は言うと、この一次資料と二次資料との対比であり、何らかの、情報をもとに物事を推察する場合、やはり、できるだけ、その情報と自分からの距離が近いほうが、より良く物事の本質がつかめるということである。
例えば、為替のアナリストという輩が存在しており、為替の動きを予測したりしているが、以前の、震災直後にテレビに出て、震災で日本の金融会社(おもに保険)が外貨建て資産を売却し、円を買う動きが出るとか、リスク回避的姿勢で円が買われるとか言っていた輩が存在していたことからもわかるように、現在の状況という情報が、奇妙に歪められ、それがメディアを通して流布されることで、ある種、真実であると信じられるというように、情報の質の違いを見極めることの重要性を実感したこともあり、そういえば、以前、「おかしな男 渥美清」という本を読んだ際に、一次資料と二次資料の箇所での内容の出来不出来を感じたことがあったなと思いだした次第であります(へへへへへ。ウシ象の予想も、資料にウシ象というバイアスがかかったものであります)。

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