伊藤園の3月の販売実績(速報値)は、東日本大震災の影響で需要が膨らみ、ミネラルウォーターの販売量が前年同月比45%、日本茶が同17%それぞれ伸びたそうです。
伊藤園は「エビアン」を輸入販売しており、1~2月は計画を下回っていたのが、震災直後から増加に転じたようです。
またホウレンソウなどから放射性物質が検出されたことを受け、青果の代替商品として野菜飲料も同35%増となったそうです。
一方でコーヒーは同15%、紅茶飲料は2%それぞれ減少し、ミネラルウオーターなどに需要が集中したことに加え、茶飲料の生産を優先した結果、供給量が落ち込んだことも販売減につながったようです。
4月に入っても同様の販売傾向が続いているそうです。
しばらくは同様な傾向が続きそうですね。