「理想の馬鹿」 ５話

[モンキー・Ｅ・奨徳さん]

「カリスマと平凡」

もし読者の方が僕と同じドン底の状況で指導者を選べるとしたら…

カリスマと平凡。

どちらを選ぶのだろう？

今までの僕は、迷わずカリスマの人に教えて貰う事を選択してきた。

けど、おそらく正解は「平凡」だろう。

分かり易く説明する為に、投資関係やネットワークビジネス関係のセミナーに行った事がある人は是非イメージして欲しい。

カリスマの人が話す内容は夢があるし、聞いていて面白いし、モチベーションが上がるからほとんどの人が最後まで目を輝かせて聞いている。

逆に平凡の人の話は、カリスマ程の夢も無く、並の話だからほとんどの人がテキトーに聞いている。

でも、ここで冷静に考えてみて欲しい。

自分自身がセミナーを聞いている状況にあるという事は、そのビジネスを始めたばかり。もしくは何かの壁に直面して改善策を練ろう。としている人が多いはずだ。

となれば、カリスマの人が話してる内容は自分にとって「夢や理想像」つまりゴールに位置付けられるはずだ。

そう。本来なら平凡の人が話してる内容こそ自分自身にとって「目標や課題」という事になってくるのだ。

ある人が言った。

「夢というのは、目標や課題を諦めずいくつも乗り越えていけば必ず辿り着ける場所だ」と。

僕もその通りだと思う。と共感していただけたならあなたの答えもきっと…

「平凡」を見つめ直すキッカケになるんじゃないだろうか？