ヤマトＨＤが高い・自社株買い発表を好感する買いが先行

[agawaさん]

ヤマトホールディングス（９０６４）が高い。自社株買いによる需給改善期待と、ＣＢ発行による１株価値の希薄化懸念や需給悪化懸念があるが、ＣＢの転換価格は１８５０円と高いこともあり、自社株買いを好感する買いが先行している。

同社は１７日引け後、発行済み株式数（自己株式を除く）の５．２９％にあたる２４００万株、金額で３００億円を上限とする自己株式を取得すると発表した。取得期間は２月１８日から１２年２月１７日。

このうち、４００万株、金額で５０億円を上限とする自己株式を２月１８日の東証の自己株式立会外買付取引（ＴｏＳＴＮｅＴ－３）において買付けの委託を行う。

同時に、自己株式取得のため、新株予約権付社債（転換社債＝ＣＢ）を海外で発行し約２００億円を調達すると発表した。同社債の表面利率はゼロ、償還期限は２０１６年３月７日、発行日は３月７日。

ヤマトＨＤの株価は９時３４分現在１３７４円（△５９円）。
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