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日野、本社工場を閉鎖へ 生産体制見直しでコスト競争力確保


トヨタ自動車傘下のトラック大手、日野自動車が東京都日野市の本社工場を平成32年までに閉鎖することが20日、わかった。茨城県古河市に建設する新工場に段階的に生産を移管する。円高で輸出採算が悪化する中、国内生産を効率化して競争力を高める狙いがある。20日午後に発表する。 日野にとって、本社工場は会社設立の昭和17年に稼働を開始した創業の地。ただ、設備の老朽化が進み、周辺に住宅もあるため、拡張や夜間操業などに制約があった。 本社工場の従業員は新工場への配置転換などで雇用は維持する方針。併設する本社などは残すが、工場跡地は売却も検討する。 現在、日野のトラックの生産能力は年間約10万台だが、平成27年には世界販売を20万台に引き上げる目標を掲げている。海外では国内で生産した部品を輸出して現地で完成車に組み立てており、円高で採算が悪化する恐れがある。 このため、生産体制の再編に踏み切り、新工場に生産を移管することで、生産能力を増やし、コスト競争力を高める。新工場は来年から稼働する予定だ。 自動車メーカーでは、トヨタ自動車の子会社が設備投資を抑えた新工場を宮城県で今年から稼働。日産自動車も人件費などを削減するため、福岡県の工場を分社化する方針だ。 背景には、円高や海外メーカーとの競争激化の中で、採算がとれる態勢を築かなければ国内の生産体制維持は難しいとの判断がある。yahooにゅーす>
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