名ばかりミルクティーの甘くない真実

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名ばかりミルクティーの甘くない真実

 中国の話です。内容は、まぁいつもの事って言えばいつもの事ですが。
 http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110112/mcb1101120500000-n1.htm
 ”冬を迎えた中国の街頭では熱いミルクティーを手にする人をみかける。「ゼリー入りミルクティー。温かいよぉ~。1杯2元(約25円)」。売り子たちはこう言ってラッパを鳴らし、客の呼び込みに余念がない。

 ところが、「フルーツ味ミルクティー」などと銘打った飲み物の多くは、実は牛乳も果汁も含んでおらず、材料は十数種類の食品添加物を含む茶粉(有機顔料)、乳清、フルーツ粉。牛乳やフルーツのような味は添加物であり、その利益率は本物の400%以上にのぼるという。

 ◆利益率400%の秘密
 安徽省合肥市内ではミルクティー1杯が2~2.5元で売られている。店内には大きなガラス瓶が並び、マンゴー、ライチ、オレンジ、紫芋、ブルーベリーなどと“風味”が記されている。注文すると、店主はプラスチックカップに、白い粉を2さじ、褐色のゼリーを数粒入れる。湯を入れてストローでかき混ぜれば、色鮮やかなミルクティーの完成だ。

 成分を尋ねると、紅茶味は茶粉、白い粉は牛乳に代わる乳清。フルーツ味を求める客にはフルーツ粉を入れる。店内には3種の粉が山積みだった。

 店主によると、合肥市内のほとんどのミルクティーは3種類の粉に湯を注いだだけで、牛乳も果汁も含まれていない。

 最近は粉を混ぜ合わせた混合タイプも登場している。成分は、二酸化ケイ素、安定剤、ココアバター、リン酸二水素カリウム、乳清、ブドウ糖、香料など。もちろん牛乳も果汁も含まれていない。

 この即席フルーツ味ミルクティーの材料はきわめて廉価だ。3種の粉は1キロ入りでいずれも13元。ゼリーは1000粒入りが1袋5元。既製品の混合タイプは1キロ入り19元と割高だが、3種を個別に仕入れて混合すれば、39元でミルクティー150~200杯分になる。

 カップ、ふた、ストローの仕入れ価格は、合わせてわずか0.15元。つまり、ゼリー入りフルーツ味ミルクティー1杯は、材料費と容器代を合わせても約0.4元で、利益率は400~500%となる。

 ◆基準が未整備
 問題は中国ではミルクティーに関する基準が未整備であることだ。含まれる添加物の量に関して、基準値はあるが、食品安全上の管理監督システムが皆無。

 材料となる茶粉、乳清、フルーツ粉、ゼリー粒はいずれも十数種類の食品添加物や乳清を含んでいるが、保健衛生の専門家によると、乳清を長期にわたり摂取すると動脈硬化、心臓病、脳疾患などを誘発する危険性が増すという。フルーツ粉も成分は色素と香料であり、過度に摂取すれば肝臓や腎臓などに影響を与える。街頭のミルクティーは食品添加物が基準値を超えている可能性が高く、安価なものには手を出さない方がよさそうだ。”
 まぁ個人的に言わせてもらえれば煙草から重金属が出て来る国ですので茶葉から入れた本物が安全なのか、こう言った粉末の方が安全なのか今一つ分からない所は有りますが。
 なんにせよ中国人は自ら墓穴を掘っているなぁとは思いますね。こう言うのを見ていると。
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