昨今の中東/アジアのSWF(政府系ファンド)でぼんやりと見えてくる世界の資金フロー、こういうところにも現れてくる。
世界のマネーフローを鳥瞰すると、米国を巡る二つの大動脈がある。一つはアジアから米国へ向けたフローであり、主に中国などの為替介入によって得られた米ドルの運用資金。もう一つは英国から米国へ向かう資金フローで、この中にはオイルマネーやロシアからの資金が含まれているとみられる。...米国/US$の相対的地位の低下はあるが、現時点では逆転するまでのドラスティックな変化はない...
記事中にある傾向が強まれば、上述の動脈の一方が詰まっていく(マネーフローの“英(ユーロ)⇔米”一極集中)懸念があり、アジア証券市場の空洞化だけでなく、世界経済にとってもシステミックなものを含む“リスクの増大”につながる懸念がある。
[ロンドン 27日 ロイター]
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-29562620071228
ロンドン証券取引所(LSE)は27日、2007年に英国以外の企業が同証取所での新規株式公開(IPO)で調達した資金は総額145億ポンド(289億ドル)となり、ニューヨーク証券取引所(NYSE)とNASDAQの合計を上回ったことを明らかにした。
LSEでは今年、22ヶ国の企業が86件のIPOを実施、IPOによる資金調達総額の56%を占めた。
一方、NYSEユーロネクストが運営するNYSEでは同時期に米国以外の企業33社が総額70億ポンドを調達。米国以外の企業がNYSEとNASDAQの両方で調達した総額は90億ポンドとなった。
LSEのマーケット・ディレクター、マーティン・グラハム氏によると、ベトナムやバーレーン、アルゼンチンといった国々の企業がLSEでのIPOを選んだという。
3件のコメントがあります
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あけましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
良い年でありますように・・・
今年もよろしくお願いします。
良い年でありますように・・・
>世界経済にとってもシステミックなものを含む“リスクの増大”につながる懸念がある。
へぇーそんな動きがあったんですか。(^^ゞ
アジアからヨーロッパとかへ
一極集中しちゃうとヨーロッパで何か起こると
怖い気がしますね。。。
ヨーロッパが安全とも思えない感じもしますけど。。。
今年のサブプライムローンとかを考えると。。。
へぇーそんな動きがあったんですか。(^^ゞ
アジアからヨーロッパとかへ
一極集中しちゃうとヨーロッパで何か起こると
怖い気がしますね。。。
ヨーロッパが安全とも思えない感じもしますけど。。。
今年のサブプライムローンとかを考えると。。。