今日は相場は見ないで薬害肝炎問題の本質を勉強してまいりました。
原告側を支持する声が80%にも達したとのことですが、個人的にどうも納得のいかない部分があったので、あまり信用度は高くありませんが2chを参考にさせてもらいました。
やはりというか、このままでは日本の医療界がうまく回らなくなるとの内容がありました。原告団を支持する声が多いのは一部では納得できますが、やはり全面的に国が責任を問われるとなると、そこに弊害が生じます。
にも関わらず、福田首相の全員一律救済発言。
いくら支持率が低下しているとか、選挙で勝つためとかいう理由があるにしても、国のトップがおかしい部分はおかしいと言わなければ駄目だと思いました。
福田首相は年金問題で「公約違反じゃないか」と批判を浴びたばかりなのに、ここにきて後にしわ寄せが来るであろう問題をまた作ってしまったのです。
国の和解案は将来の医療界にとっては管理を徹底するという意味ではプラスでした。しかし全員一律救済案は、国が責任を取る必要の無い部分まで責任を負うことになり、これが後の医療界にとって負の財産になることは明白なのです。
これら事情に詳しいであろう首相が後の負の部分を考慮しているのかどうか分かりませんが、一律救済を認めたのです。
原告側を支持する80%の人もまさか全員一律救済以外は認めないという原告側の主張を完全に支持して、そこにある理不尽な要求まで認めるという人ばかりではないと思います。
なぜマスコミは自民を必要以上に叩くのか?
そこに横たわる負の部分を報道しないのか?
福田首相はマスコミや世論に流されたのか?
一歩間違えれば、国の判断のおかしさが世界中に認知され出したら、日本の株も売られ続けるような展開にもなりえます。そのくらい危ない決断をしてしまったのだと思います。