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データが嘘つかない、だが、データの背景を気をつけましょう

個人投資をやっている以上どうしても、色んな経済情勢やデータ、或いは数字を気になります。

よくも、市場予想と比較して、株価や為替の変動を読み取ります。

タイトルの通りで、データが嘘つかないのです。

ですが、言いたいのはなぜこのタイミングで、この数字を出るのか?この数字の裏に何か意味をしているのでしょうか?

11月15日に発表した米NY州製造業業況指数と10月の米小売売上高を見てみたいと思います。

まず、10月の米小売売上高について、素晴らしい数字を記録しました。が、ふたを開けてみると、自動車以外はほとんど伸びてませんでした。クリスマスに近づきながら、需要が増えるのではないかとの予想が多かったのですが、失業率の高止まりなどので原因で、アメリカ国内の需要が逆に鈍化しているのではないでしょうか。

また、QE2の影響で、ドル安が進行し、国内の市場がより活発しているはずだが、自動車以外が伸び悩むことを、一つの後退と見てもいいでしょう。それに対して、自動車の大幅増はやはり、ドル安の恩恵を受けている模様

一方、NY州製造業業況指数は大幅悪化しました。
こちらも、産業自体の先行きが不透明感を払拭できなかったことの証しです。

先週から今週にかけての素晴らしい数字は、QE2の結果の一部でもあり、ある意味、FRBが作った数字でもあります。

さらに、EUにおいても、一部の国はかなり深刻な財政事情があります。

そんな中で、「世界経済が緩やかに回復しつつある」というのは、ただ単なる数字の読み上げに過ぎないでしょう。
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