「ロイター20日ワシントン」、米財務省高官は20日、週末に慶州で(訂正)開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、市場主導による為替相場上昇を阻害するのではなく促進する姿勢を各国代表が表明することを、米国は望んでいると述べた。
っていうのは、この前の各国の為替介入に相当不満だった様子
今回の発言の狙いは、来月の金融緩和策を打ち出す前に、まずG20で、各国の通貨安競争を封じ、ドルの独歩安態勢を整えるそうだ。
そうなれば、来月にかけて、ドル円も最高値突破も視野に入らざるを得ないでしょう。
また、アメリカの株価が更に一段高くなるでしょう。リーマンショックの前の水準に戻るかもしれません。
ですが、アメリカの株価高騰は景気回復の兆しではありません。
来月以降も失業率の高止まりや、不動産市場の低迷で、FRBは次々と緩和策を発表するでしょう。しかし、問題はその緩和策の効果がどれほどあるのかがポイントだと思います。
今まで、少なからず手を打ってましたが、効果が薄い。もし、今回も成果が出していなければ、更なる、緩和を要求され、ドルの更なる下落も想定
年末のクリスマスは一つの分岐点かもしれません。